表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

順番

作者: マキア
掲載日:2026/03/19

私だけだと思っていた。

もう一人いたことに安堵した自分がいる。


先に連れて行かれたのはあの子。

半ば引きずられるようにして、別室に消えた。


しばらくして聞こえてくるのは、

鞭が体に叩きつけられる音と、くぐもった声。


それがだんだん、悲鳴へと変わっていく。


「次はちゃんとやるからっ!

 だから許して!

 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」


恐怖に震える。

次は私の番だと、逃げられないと、絶望が襲う。


永遠にも思える時間が過ぎ、

あの子が部屋から出てきた。


俯き、足取りはフラフラで、

顔にはぐちゃぐちゃに泣いた跡。


上半身は服ではなく、バスタオルで隠していた。


「あなたもお仕置されないと不公平だよね?

 だからちゃんと苦しんで。


 服の上からじゃだめなんだよ?

 下着の一枚まで、全部脱がなきゃ」


すれ違いざま、呟かれる。


気のせいだと思った。

思いたかった。


でも――


もう、逃げられない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ