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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

思った以上に一撃必殺

作者: 江葉

ドアマット令嬢が逃げ出した話。人がたくさん死んでます。




 『ランコム男爵家の悲劇』という記事が新聞に載ったのは、ティアがこの国に来てひと月ほどが過ぎた頃だった。


「一家全滅って……」


 予想以上の結果にティアは蒼褪めた。




 隣国の、名門でもない田舎男爵家の死など、一面どころか地方欄の片隅に数行しかない。その程度のことだ。

 その程度のことがそれでも記事になったのは、男爵一家ばかりではなく使用人まで含めて全滅、という凄惨さと、どうやら事件性がありそうだというミステリー要素があったからだろう。



 ティアはここに逃げてくるまではランコム男爵家の長女をやっていた。


 妹が生まれてから何事にも妹優先、お姉さまずるい、からはじまるドアマットを通り越して命の危機を感じたからこそ逃げ出してきた。

 なによりティアはランコム男爵家の実子ではなかったのだ。

 男爵家に生まれた、ではなく、男爵家の長女をやっていた、にすぎない。

 生まれてすぐに引き取ったらしく記憶にないのだが、自分から望んで引き取っておいて実子が生まれたら邪魔者扱い。それどころか憂さ晴らしのサンドバッグより酷い虐待を受けてきた。

 実子が生まれたから使用人に格下げならまだ納得できたのに、殺されかけた。逃げて当然だろう。


 ティアが逃げたことで虐待がばれて国に罰せられたらと考えたランコム男爵家が追いかけてこないように、あとちょっと仕返しのつもりでちょっと仕込んできたのだが……まさかの一家全滅。ティアはあまりの結果に誰かに見られていないか周囲を見回した。昼日中の図書館内は静かで、新聞を読むティアに注目している人はいなかった。


 記事にはティアのことも当然書いてある。ただ一人難を逃れた長女――あからさまではないが犯人ではないかと疑わせる文章である。



 ランコム男爵家は国の端っこほどではないが中央よりでもない、どこにでもある農村が広がる一帯にあった。

 領地からの税収はさほどではないが、そこまで貧しくはなく、どちらかというと暮らしぶりは裕福だった。


 ティアはランコム男爵家の長女としてすくすくと育った。夫妻には長年子どもができず、養子のティアをたいそう可愛がったものである。


 風向きが変わったのは次女のリリーナが生まれてからだ。二十代後半で初産ということもあり、難産の末に生まれたリリーナは赤子の頃は病弱だった。弱弱しい泣き声にティアは姉としてこの子を守らねばと決意を固めたものである。

 だから、両親が何かにつけリリーナ、一にも二にもリリーナ。リリーナリリーナとかかりきりになってしまうのはしかたがないことだと納得していた。


 そんなふうに甘やかされたからだろうか、リリーナはしだいにティアに対してマウントを取るようになっていった。

 お姉さまずるい、と言うようになり、ティアよりも良いドレス、良い装飾品を強請った。もちろん両親はそんなリリーナを叱ることなく、強請られるままに買い与えた。

 やがてティアの持ち物はいつの間にか壊れるようになり、着られるドレスが減っていった。新しいものを買い与えられることはなく、ティアが悪いと決めつけられ、食事を抜かされ罰として労働を命じられるようになる。


 どう考えてもリリーナの仕業だし、ティアの目の前で誕生日プレゼントを破壊された時は両親も見ていたのにティアが悪いと決めつけられ、怒りより悲しみのほうが強かった。なぜこれほど妹に嫌われているのか、わけがわからずに泣くことしかできなかった。


 やがて、使用人たちまでリリーナに加勢するようになった。

 仕事の押し付けはもちろん、リリーナの癇癪に付き合わされた苛立ちをティアで発散する。ビンタならまだやさしいほうで、拳で顔を殴られた時は口内を切って血が出たし(汚いと言ってさらに殴られた)、腕は頭を庇っていたせいで、足は蹴られたせいで常に痣だらけになった。ティアに出される食事はカビたパンに数日放置して異臭のするスープ、たまの肉には虫がたかっていた。まともな食事といえば残飯くらいだった。


 それでもティアは耐えた。我慢して、良い子にしていればきっといつかみんな、やさしいみんなに戻ってくれる――そう信じていたからだ。


 我慢する必要がない、と気づいたのはリリーナが十歳の誕生日。ティアが誕生日を祝われなくなって十年。ついにその日が来た。


「ママは本当は、私だけのママだったのよね」


 すっかりみすぼらしくなったティアを満足そうに見て、優越感たっぷりにリリーナが言った。そうよ、と母が――母親だと思っていた人が言った。


 私は本当は、この家の子ではない。


 衝撃に、ティアは言葉を失った。涙も出なかった。ただ呆然と、幸福そうな母娘を眺めることしかできなかった。


 なんだ。


 ティアが思ったのはこれである。なんだ。だったら私、我慢する必要なんてなかったんだわ。

 いつかきっと、もとのやさしい両親に戻ってくれる。そう信じていた。だが、そんな日は来ないのだとわかってしまった。


 その頃にはもう気安く話しかけられる間柄ではなくなっていたので、ならば自分はどこの子なのだと聞くことはできなかったが、別に知らなくてもいいとティアは思った。どこの誰の子どもであろうと、ティアが虐待された十年は消えないのだから。


 自分の出自などより、この家から逃げ出すほうがよっぽど重要である。


 そうしてティアは家を出た。壊された装飾品は、しかし売れば金になる。夜中に必要なものをかき集め、鞄ひとつに入れて。


 ただし、家を出たものの逃げたのはその二日後だ。


 今までさんざん虐待してくれたのだ、少しやり返したってかまわないだろう。むしろ当然の権利である。男爵家の敷地内にある山に入り、あるものを採取して一度家に戻った。


 妹が生まれるまでは貴族令嬢としての教育を受けていたので読み書き計算くらいはできる。生まれてからは家庭教師は解雇されたのか来なくなったが文字は読めた。虐待の日々でティアの慰めとなったのは、男爵家の図書室にある本だった。

 特に植物図鑑がお気に入りだった。食事を抜かれても食べられる野草を知っていればしのげる、もし追い出されても何とかなるだろう。サバイバルしながらの旅も良いかもしれない……そんな夢想をするのが楽しかったのだ。


 夜を待って男爵家に忍び込み、厨房に向かった。

 どうやらティアがいなくなり、戻ってこないと確信したのだろう、ごちそうの準備がされていた。明日の昼食か晩餐か。さまざまな料理が仕込まれていた。

 その鍋のひとつにちぎったソレを入れた。腹でも下して恥をかけばいい。そうすれば追っ手をかけることもできないだろう。復讐と打算、恨みをたっぷりこめて鍋をかきまわした。


 見るからに虐待の痕のある瘦せこけた少女が勤め先から逃げてきたというのは哀れを誘うらしく、民家の軒先や厩舎、一宿一飯には困らなかった。僅かばかりですが、とお礼に掃除や洗濯などの手伝いをこなせば、女性たちは涙ながらに上手く逃げるんだよとパンや飴玉を渡してくれた。思った以上に世界は広く、そして親切な人が多かった。

 もちろんそう上手くいくはずもなく、野盗に捕まることもあった。そういう時は男爵家にやったのと同じ手段で逃げた。野盗は完全に見た目で侮ってくれたので飯炊き係になるのは簡単だった。


 そうして流れ流れて隣国まで来たのだ。行く先々で機会があれば新聞をチェックしていたが、一か月も経って結果を知ることになるとは。


「いやしかし全滅……全滅か……」


 量が多かった? それとも食べ合わせが悪かったのかもしれない。図鑑には嘔吐・下痢を引き起こすと書いてあったけどまさか死ぬとは。


 ティアがあの夜鍋に入れたのはキノコである。暗くじめじめした男爵家所有の山はほぼ一年中キノコが生えていた。


 万が一家を追い出されてサバイバル生活になっても、キノコだけは迂闊に食べないようにしよう。植物図鑑で食べられる野草などを探していたティアはそう決意していた。キノコなんてそこらへんにいっぱい生えているけれど、そのほとんどが食べられないものだ。そして思った以上に食用キノコと毒キノコは見分けがつかないものが多かった。


 植物図鑑には菌類のページもあったが全キノコを網羅していたわけではない。採取したキノコのどれかが猛毒であったのかもしれない。


 良かった。自棄になって自分で食べなくて。そしてティアはハッとした。もしかしたら男爵一家全滅、私のせい? 


 もしかしなくてもティアが犯人である。


 改めて記事を読むと、男爵家長女だけ不明、とある。ただし長女は日頃から虐待を受けていたらしく、あるいは男爵夫妻が手にかけていたか、とも書いてあった。

 そして、末尾に『死因は食中毒』とある。どうやらティアが犯人だとばれてはいないようだ。


 ほっとしてティアは新聞を元の棚に戻した。やっと年相応の体つきになってきたことだし、この街で路銀を稼いでまた旅に出よう。

 自分で思っていた以上に旅の適性があったらしく、どこかに腰を落ち着ける気はまだない。できれば荷物持ちに馬かロバが欲しいが動物がいるとその分費用がかかるので躊躇している。


 何はともあれ。


「……思った以上にアレだったなー」


 すっきりした。してしまった。


 どうやら自分で思った以上に男爵家の連中を恨んでいたらしい。


 でも、死んだ。

 そして思った以上に罪悪感も湧いてこなかった。

 今は、かもしれない。後からどうしてあんなことをしてしまったのかと苦しむ時が来るかもしれない。きっと、死の間際か、思いもよらないことに晒された時にでも。

 でも、まだ、その時ではない。


 そうしてティアは、清々しい気分で歩き出したのだった。











 さて、『ランコム男爵家の悲劇』には、実は続報があった。


 ティアが読んだランコム男爵家の記事は、簡潔にまとめられていたが、一家は即死ではなかった。


 植物図鑑にあったとおり、食べた直後に嘔吐や下痢に襲われた彼らは、医師を呼び診察を受けていたのだ。


 やってきた医師は一通り診察をした後、原因を特定すべく厨房に向かった。そしてそこで、ティアに用意されていた食事を発見したのである。

 そう、カビたパン、異臭のするスープ、虫の湧いた肉だ。

 まさかそれを食べさせているとは考えなかった医師は、あまりの不衛生さに激怒しベッドの住人となった料理長とそれを許していた男爵夫妻を叱りつけた。厨房がこんな不衛生では腹を壊して当然。もっと衛生管理をしっかりしろと。そして『食中毒』として薬を処方した。


 一家は一度回復したのだ。にもかかわらず、その数日後、死亡した。


 一度回復したことで彼らは安心したのだろう。具合が悪くなっても余った薬を飲むだけで、今度は医師を呼ばなかった。

 そしてなかなか治らず、これは危ないのでは? と思った時には全員がもう起き上がれないほど悪化していた。医師を呼ぶこともできなかった。

 


 一度回復する。これがキノコの毒の恐ろしいところだ。ティアが腹を壊しやがれと鍋に入れたキノコは、まごうことなき猛毒であった。


 ただし、食中毒で衰弱していたことから原因がキノコであるとは誰も思わず――厨房にキノコがあれば気づいただろうがティアは全て入れていた――結果、食中毒による衰弱死として片づけられた。


 動けるものがいなかったため発見が遅れ、御用商人が機嫌伺いに来た時には遺体は酷い有様になっていた。

 この御用商人はティアとも顔見知りである。次女が生まれてから悲惨な境遇に貶められたティアに同情し、壊れた装飾品を買い取るから家を出たらどうかと声をかけたこともあった。

 実際にティアが売り払ったのは別の店だったけれども、壊れた装飾品でも売れるということを教えてくれたことには感謝している。


 ティアが男爵家の養女だった、ということをその後調査に来た国の役人に言ったのも御用商人だ。


 平民と違い、どこかに移住なんて気楽にできない貴族家にある日やってきた赤子。ごまかしようがなかった。

 育てられずに教会や孤児院に赤子を捨てる親はいる。けれど男爵夫妻はどこの孤児院から引き取ったという話をすることはなく、旅先で、夫妻によく似た子を拾ったと笑いながら言っていた。


 たった一人生き残った少女。もしかしたら養子であることを知り、その旅先にまで行ったのかもしれない。本当の両親に会いたいと思うのは自然なことだ。

 ただ夫妻は旅行に行ったとは言ってもどこに行ったのかは言わなかった。なので御用商人もティアがどこに向かったのか見当もつかなかった。


 正式に養子縁組されている以上、男爵家を継ぐ権利がティアにはある。国の役人は手掛かりを求めて男爵家を捜索し、ランコム男爵家のではない紋章の入った懐中時計を発見した。


 その紋章は十年以上も前に殺された平民のもので、彼は妻と結婚するために市井に降った伯爵家の三男だった。妻は平民とはいえ貿易商を営む裕福な家で、伯爵家にも認められての結婚だった。


 若夫婦として取引先を旅して回っている時に娘が生まれ、顔見せのために帰国し伯爵家に向かう途中、強盗に襲われた。


 貿易品は別に出発していたために無事だったが夫妻が持っていた荷物はほとんどが奪われ、そして生まれたばかりの娘まで攫われたのだ。


 犯人は未だ見つからず、息子夫婦だけではなく孫まで失った伯爵の怒りと嘆きは大きく、妻の家もなんとしても犯人を見つけ出すと執念を燃やし続けていた。

 行きずりの犯行だったのか犯人の手掛かりすら見つからずに十数年。怒りが祈りとなった頃になって、まさかの発見である。両家が全面的に支援し捜査がはじめられた。


 そして明らかになったのは、ランコム男爵家の長女、養子のティアが来てから男爵家の羽振りが良くなったこと。

 長年子どもが授からず、落ち込む夫人のために男爵夫妻が旅行に行っていたこと。


 その旅行先がまさに若夫婦が殺された保養地と一致したこと。これは男爵夫妻が泊まったホテルと、新聞の社交欄から確認が取れた。


 若夫婦の娘が男爵家長女ティアと同じ色の髪と瞳を持っていたこと。


 男爵家は金が必要になると夫人の物だという宝石を売っていた。ネックレスやイヤリングに使われていたのだろう宝石を、わざわざ土台から外して裸石(ルース)だけを売っていたのだ。そのまま売っていたほうが金になるとわかっていながら外したのは、足がつくことを恐れたのだろう。販売記録やシリアルナンバーがあれば照会は容易なのだ。

 懐中時計は売らなかったのではなく売れなかった。紋章入りでは疑ってくれと言っているようなものだ。それでも手放さなかったのは、裏側に刻まれた紋章さえ見せなければ自慢に使える逸品だったからだろう。ポケットサイズの精密機械はとても高価なのだ。

 おぞましいほど巧妙な手腕であった。


 もちろん、使用人たちも共犯である。

 弱小男爵家とはいえ貴族が供や護衛を連れずに旅行など考えられない。また男爵は剣を握ったこともない男で、若夫婦殺害の実行犯は彼らだろう。


 子どものいない男爵夫妻の目に、娘を抱いた若夫婦はさぞや眩しく映ったのだ。ましてその娘は、何の因果か男爵夫妻と同じ色だった、自分の子だと思えるほどに。


 貴族が相手であれば無理な話だった。しかし若夫婦は平民で、護衛はおらず、従者と侍女がいるのみだった。見るからに幸福そうな、裕福な平民にすぎなかった。


 突発的な犯行は成功してしまった。伯爵家の騎士が旅行に同行した護衛の家族に聞き込みをしたところ、「ティアお嬢様が幸運を運んできた」とボーナスが出たことを喜んでいたという。


 そのティアお嬢様になぜあれほど苛烈な虐待ができたのか――彼らはすでに、人としての一線を越えていたのだ。自分が殺した若夫婦の娘、いずれ自分を殺すかもしれない、復讐される恐怖も奥底にあったのだろう。


 かくして貿易商若夫婦殺害事件の犯人はランコム男爵家だと確定した。被疑者死亡のため裁判は行われず、男爵家は廃絶。十年以上前の殺人事件の犯人が貴族一家であったことに、国民は戦慄した。


 男爵家が全滅したのは天罰か、あるいは真相を知ったティアによる敵討ちでは、などと様々な憶測を呼び、紙面を騒がせた。


 若夫婦の遺族、特に両家の祖父母たちは孫娘が生きているなら一目会いたいと望み、取引先のある外国にも新聞社に報道を依頼しているのだが。


「うーん。こっちで安く買ってあっちで高く売るって難しいなぁ。どのみち少量じゃ話にならないし……。でも馬車で女一人旅だと狙われやすいよね」


 念願のロバを買ったティアはそうとも知らず、旅を続けている。





ティアは実の両親のことを知らないままです。一人旅でいろんな人と出会い、なるほど場合によっては殺さないと死ぬんだな、と吹っ切れました。なので男爵家全滅を悔んだり悼んだり罪悪感に襲われることはないかと。そういった感情は妹の一言でぶちっと切れました。自覚はないけど壊れてます。

旅好きなのは遺伝か、赤子の頃の思い出が残っていたのか……。


ロバにしたのは馬より背が低くて女性でも比較的乗りやすいのと、ロバって働き者のイメージがあったので馬よりロバかなって。一応護身用の刃物は持ってます。空を飛ばない乗り物がこの世界にあったら銃にしてました。

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実祖父母たちに会わせてあげたい☆*:**:⋰✯
伯爵のジッジとバッバが気の毒すぎるんで、ティアと会わせてやってくれ〜 >正式に養子縁組されている以上、男爵家を継ぐ権利がティアにはある。 普通は血縁のない養子が継げるわけないので、「この国では」とか…
虐待劇ではなく、復讐劇でしたか 他国を旅している訳ですからね 拐われたティアが、真相を知ることはないかな? あと、毒ですが、烏頭かと思いましたが、茸だったとは
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