踏み切り
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:踏み切り
仕事で郊外に出向いた時、長い踏み切りに出くわした。
「くっそ〜早く電車通れよ」
なんて思いながら汗をふきふき待っていると、
その踏み切りの向こう側に白いブラウスを着た女性が立っているのに気づく。
その女性は何かに気づいたように手を振り初め、
その手はやがて「こっちこっち」と呼んでる様子。
俺の周りには何人か人がいた。
はじめ誰に向かって手を振ってるんだろう、なんて思ってたが、
次第に「俺に手を振ってくれてる?」と思え始めた。
「え?オレ?!」
その子は結構可愛い子。
可愛い子に「おいでおいで」されて嫌な気になる男性はおそらくない。
俺も漏れなくそのうちの1人で、
焦りながらも卑屈な笑顔を浮かべ
「あ、あははw」なんて小声で言いながら
手を振り返そうとした。
そして女性は次に手を小さく
メガホンのように口に当て、何か言ってた様子。
可愛い子ながら俺も感覚を研ぎすませ、
女性の口元に注目し、読心術をしてやろうとした。
よく見てみると、
「…もうすぐ、もうすぐ…」
とその女性の口が動いてたようだ。
と次の瞬間、少し向こうの駅から構内アナウンスが聞こえた。
「えーただいま少し電車が遅れております。ご迷惑をお掛け致しております」
駅の方を見て、踏み切りの向こう側を見たら、
もうあの女性はいなかった。
あとで聞いた話だが、その1つ前の駅で女性の投身自●があったらしい。
その人は白いブラウスを着ていたとのこと。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=wgLwZXUu0eg&t=4s
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬