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こんなギルドは間違っている  作者: 星ヶ谷 蘭
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始まりの日

 日の出が出るとともに俺は自分の装備と道具を準備し、家を出た。早朝見慣れた道を歩いていると、とても清々しい気分になる。しばらく歩いていると目的地に到着した。そこは木造建築の大きい建物があり、入り口の上の看板には大きな文字で"冒険者ギルド"と書かれている。俺はそこに入り待ち合わせた仲間たちと……………

「リョウ殿、昨日調合に失敗して宿の部屋を壊してしまったのでお金貸してください。」

「リョウさん次の仕事は王都に住んでいる悪徳貴族の抹殺はどうですか?」

「リョウくん財布落としたから朝ごはんおごってください。」

 そこにいた3人の頭のイカれた仲間たちを見てから思わず呟く

「どうしてこうなった………」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気がつけば、知らない部屋にいた。そこで俺は椅子に座り、テーブルの向かいには見知らぬスーツ姿のメガネ美女

が座っていてた。


「目が覚めたようですね。初めまして、私はセレス。死んだ者に新たな選択肢を与える女神です。」


「…………なるほど、つまりひょんなことから死んだ俺は来世で異世界に転生してチートで俺TUEEEしてからの美少女達とハーレムでウハウハ生活を送ることができる……ということですね」


「違います」


「いえ、異世界に転生するという選択肢はありますがそれ以降の内容は知りません。」


「マジですか!!それじゃあ、異世界転生する感じでお願いします!!」


「承知しました。転生する際は記憶や外見はそのままなのですが、それだと貧弱なあなたはすぐに死んでしまうと思うので最低限生き残れるよう私が判断をして様々な武器や能力、才能を与えています」


「ちょっと、言い方にトゲがある気がしますが道理ですね。ちなみに、その世界には魔法的な物はあるんですか?」


「ええ、ありますよ。では魔法関連のものにしますか?」


「はい!それじゃあ、とりあえず瞬間移動、重力操作、能力向上ができて漆黒の炎が出すことができてどんな傷も癒せることもできる………あと目からビームとかも出せたr」


「いえ、流石にそこまでの力を授けることは無理なので無難に魔力総量が平均よりそこそこ大きく、魔法の習得速度が速いくらいにしときますねー」


「まぁ、流石に盛りすぎました。了解です」


「それでは、あなたに良き出会いがあらんことを」


そこで、俺の意識は途絶えた………




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