くるくるキャンディ
くるくるキャンディって
なんだか特別で
なんだか幸せいっぱい。
そんな題材です。
ふわふわ空に浮かんでた。
雲は綿菓子、陽射しをあびてきらきら輝る。
僕はくるくるキャンディを探してる。
あのこにあげたら喜んでくれるかな?
あのこはいつも泣いている。
誰もいない公園の片隅で。
茂みに隠れて泣いている。
ねぇ、どうしたの?
なにか悲しいの?
それとも痛いの?
それとも…。
僕はあのこの笑顔がみたい。
おっきなくるくるキャンディ。
甘くてかわいくて優しくて
きっとあのこにぴったりだから。
ふわふわ浮かぶ綿菓子雲。
僕の世界にあのこを誘おう。
くるくるキャンディみいつけた!
あのこは喜んでくれるかな?
いつかの幼い僕の夢。
目が覚めたらあのこの寝顔。
僕があのこに出会えたあの日。
そばにいられたのはほんの少しだった。
数ヵ月という短い間。
僕は迎えにいくと約束したね。
まだあの頃は小さくて
一緒に行くことはできなかったけど
僕はずっと忘れなかった。
大好きなあのこはやっぱり泣いていて
やっと迎えにきた僕を見てまた泣いた。
くるくるキャンディ差し出しながら
遅くなってごめんね、呟いた。
…許さないんだから。
そういってくるくるキャンディ受け取って
やっぱり甘くてかわいくて優しい。
あぁ、僕のくるくるキャンディ。
なにより大事にするからね。
なにより甘く優しい時間をあげる。
待っててくれてありがとう。
許さないでいて。
一生かけて許されたいから。
僕の世界は君色に。
君の世界はふわふわ綿菓子のように。
そっと髪を撫でて微笑む僕。
おはよう、僕のくるくるキャンディ。
1人の男の子が特別な女の子と
出会い結ばれる。
そんな物語を本当は描きたいのですが
なかなか細かい設定づくりが苦手です。笑
なので物語性をもたせた詩にしてみました。
最後まで読んでくださってありがとう。
コメント頂けると嬉しいです。