プロローグ 『認めない』
俺は皚矢城空。
空と書いて『てん」と読む。
どこにでもある、普通の公立高校に通う高校二年生だ。
高校二年生になれば、現実はアニメやマンガとは違うとわかる。
幼馴染が可愛い女の子なんてやつは見たことがないし、ましてやその子がバレンタインデーにわざとらしく『義理!!!』と、大きくかいたチョコを渡すなんてありえない。
朝、学校に遅刻しそうになった時にパンを銜えた女の子とぶつかったことなんてないし、空から女の子が降ってきたりするなんてものを見たら、迷わず病院へ行くべきだろう。
そんなものはC級アニメの典型だ。
だから俺もあの時に病院へ行くべきだったんだ。
だぶん学校帰りにヤンキーに絡まれて殴られたとき、頭がおかしくなったんだ。
そうじゃなかったらおかしすぎる。
今、俺の目の前には『死神』と名乗る美少女がいる。
ハッキリいおう、「ありえない!」。
これはなにかの陰謀だ。
そうでないなら悪い夢だ。
夢なら早く覚めてくれ。
俺は、断固認めない!!!
さて、新しい作品です。
どうでしょうか?
とはいえ、まだプロローグですからね。
1話を続けて投稿します。
必ず見てみてくださいネ
そしてできれば感想くださいm(_ _)m
ではでは、これからよろしくお願いします。