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2話

――『先輩…せんぱーい? 』

『先輩!聞いてますか? 』


 現在時刻22:00過ぎ。

 夜も深まり月が天上に舞う雲1つない夜空。


 一昨日事件に巻き込まれたと思えば、数時間前には再び殺され泣けない事件に遭遇し―


 そして今は、目の前に黒髪の155cm程度の小柄で華奢な少女に先輩という三人称でもって語りかけ られている。

 ここは都内某所の一軒家。

 小柄ではあるが中々新し目でとても綺麗な閑静な住宅街にある三階建ての一戸建てである。


 金髪の女性から事情をうかがった後、されるがままに黒髪の少女を紹介され、連れて来られたのがここだ。


 そんな場所にいる自分に何が起こっているのか。

 少し時間を巻き戻して説明しよう。


 竜人と名乗る2人組によって半ば拉致され、廃工場にて戦闘になった。

 それが16時頃の話。


 そいつらにトドメを刺そうとしたところ金髪の気品のある女性と出会い、その者と同行して六本木 だか赤坂あたりのビルの中に入ったのが18時前。


 俺はそこで現在までに自分に起こっていることと、ここの世界に起こっている事について聞かされた。


 まずは女性の名前はエンミハル・オーフェンリア・ベル・フィーレという。

 とてつもなく長い名称であるが、彼女はオーフェリアという国の第一王女なのだという。


 気品があるなとは思っていたが、姫様だった。


 ただしこの世界に存在する国ではない。

 オーフェンリアというのはヴァナルガンドと呼ばれる人狼が住む次元に存在する人狼達の国家の1つであり、地球世界でいう米国並の大国だそうだ。


 立憲君主制による共和主義国家。

 爵位を持った者達が地域を管理する一方で、爵位は選挙権が与えられた民衆から選ばれた者達に国王が授けるというやや独特な文化を持っている。


 近代ヨーロッパにおける都市国家の例や、

 平安時代における日本国の信州などにおいては極少数こういった形で農民や日本の開拓民などから 選ばれたリーダー格が朝廷や幕府から認められ国人となり地域の自治を認められるケースはあったが、現代に近い文明を持ちつつそういった形式を持つのは地球上では確認出来ない。



 ただ、立憲君主制であるため、制限こそあるものの国王にも政治的な介入がある程度許されており、現代の欧州におけるベルギーやノルウェーに近いのかもしれない。



 ちなみに日本国でこういった国人から豪族となり武将としてのし上がっていった者の中には上杉家などが存在する。(上杉と名乗る前の話ではあるが)


 信州や奥州といった地域では割と珍しいものではなく、選挙という程ではないが地域に住む民に慕われる形で統治権を得ていったという意味では、類似するケースなのかもしれない。

 (特に上杉家は上杉二十五将に代表される国人衆を多く抱えた国人衆の集合体の組織を形成しており、そのリーダー格として上杉家が幕府よりその地域の統治権を得たという形である)



 王位継承権の優先権は第一王子、続く第二王子が持ち、半ば王位継承争いからは無縁に近い立場にあるのが彼女であるという。


 そんな彼女がどうしてこの地球にいるか……それは――


『我々はそれを日本語で言う天驚の刻と呼んでいます』

『貴方方の地球の西暦において1945年』

『我々においては4万5888年』

『突如として次元の扉が開き、世界が接続されてしまいました』


『接続された世界はヴァナルガンドだけではなかった―』

『別の種族の世界もこの世界と接続されてしまっていたのです』


『我々が驚いたのは、この世界には私達の世界、つまるところ異世界にはすでに絶滅していた種族である人類が存在していました』


『そしてこの世界は戦乱と混沌に満ちていて、人類は絶滅してしまう恐れがありました』

『他方、人類を弄ぼうとする種族もおりました』

『ヴァナルガンドにおける国々は国際会議を開きある決断を下します』

『人類存続のため出来る限りの保護活動を行い、密かに地球と称される世界の国々と交流を行おうと』


『その交流の手は別の世界の者達にも広がり、複数の次元と同盟関係絵を結びました』

『魔族と称する者達もおりますが、大半の者達が私達人狼と同じような生態系を持っているため』

『自分達を表す際には獣人と総称しています』


『私は大使としてヴァナルガンドの代表としてこの日ノ本で活動をしています』

『ヴァナルガンドと地球が接続された次元の門が、この日ノ本の東京のとある場所に存在するからです』


 ―彼女の話の記憶が蘇ってくる。

 王女様が具体的にどういった活動をしているかなどについては話さなかった。

 あくまで代表者であるのだから、全面的な活動について知り尽くしているわけではない可能性もある。


 わかったことは王女様達がこの世界にいる理由と、そして王女様が自分の命の恩人だということ―



『ネットワーク上に書いていた情報は、私の私的な活動です』

『我々が持つ情報網を利用して知りえた情報から断片的なものをネットワーク上に流していました』

『詳しく書きすぎるとかえって危険であるため断片的な情報を』


『問題は、貴方のように極稀に興味本位で危険な場所に向ってしまう者がいたこと』

『本来であれば向う前に静止させるのですが、あの日の貴方の行動は素早かった』


『警告する間もなく貴方は襲われ――そして生を失いかけた』

『いえ、少々表現としては間違っていますね』


『貴方は人としては既に亡くなっています』

『私の血を分け、後天性の人狼に生まれ変わったのです』


『もうすでにその体は細胞も体液も地球の人類のソレではありません』

『大変…お気の毒ですが…』


 ――また記憶がよみがえってくる。

 でも。生きている。

 それでも生きている。


 転生前、代行者を名乗る女は獣人のどれかの形態になれると言っていた。

 随分時間がかかった気がしたが、俺が選んだのか選ばれたのか。


 今、俺は人狼になっているらしい。

 ステータス画面でもあればどんなステータスなのか知りたい所――


『いててっ!』


 頬を何者かによってつねられた。

 いや、何者かじゃない、先ほどからこちらを呼びかけていた子だ。


『ずっと考え込んで一点を見つめて』

『そろそろ、私の話を聞いてもらえます? 』


 黒髪の少女は顔をハムスターのごとくプウと膨らませている。

 良くみるとかなり可愛い顔してるなコイツ。

 美少女…って奴なのかな…黒髪なのに肌は白人のように白くて…いや肌は白人のように透き通ってるな。


 部屋着の様子からおまけにスタイルも日本人のソレじゃない。

 華奢でかなり細くて背丈も低いが、足が長いし太もももかなり細いし、まるで前世で大学1年の時時に思わず一目惚れしたギリシャ人ハーフの中学3年生と似た雰囲気だ。

 アニメみたいなバカみたいな巨乳ではないあたり異世界の人間といえど夢があるわけじゃないのか。


『それで何の話を? 』


『如月 マヤ《キサラギ マヤ》です』


『え? 』


唐突な己の姓名の吐露に驚いてしまった。

思えば名前もまともに聞いてなかったな。

この子の話はなんか長ったらしくて聞いていると疲れる。


『私のこの世界での通り名です』

『そう呼んでください』


 彼女は両手を合わせて小さな三角形を作りそう続けた。

 見た目は若干幼く見えるが、精神年齢も実年齢もその程度なのだろうか。


『で、お嬢さんは俺になんだっけか』


 ここでようやく会話を切り出すことにした。

 失礼な態度をとっているのは理解しているが、疲れもある。

 なので早々にこの話は終わらせたい所だ。


『滝嶋さん。貴方は後天性の人狼になってしまいました』

『ですから、監視と管理が必要です』

『後天性の人狼は―』


『変身すると自我を失って暴走する――だろ? 』


 今、両者はテーブルを境にして会話している。

 椅子に座りながら頬杖をついて彼女へ答えた。

 最低限の話はこの家に向うまでに断片的に聞いていた。


 つまりこの話は繰り返しのものだ。 


『ええ』

『基本的には日常生活には支障はないはずです』

『ですが、後天性の人狼は先天性の固有種である私達と違って―』


『満月の夜とか、よくわからない衝動で変身して自我を失い暴徒と化す』

『中世よりなぜか地球でも伝わってる神話というか民話の人狼そのものなんだってな』


『あぁぅぅ…私が話そうと思ったのに』


 彼女はションボリと肩をうなだれる。

 これで話を完全に聞き流していたわけじゃないということを理解してもらえただろうか。


 マヤと名乗る子は若いんだろうか。

 それにしてもなんか仕草が見た目の年齢相応だ。


 可愛いけどなんか妙な違和感を感じる。


『人狼って不死ではないが恐ろしい再生能力で不老なんだろう』

『君も相応に生きているんじゃないの? 』


 違和感の正体を突き止めようとする。

 そうだ。この不老と再生能力もあの子が俺に喋っていた話だ。

 だから違和感があるんだ。


 自分がそう言う存在であるというならそれはつまり、長生きしているということではないのだろうか。


『私は生まれて間もないので…まだその…13…ですし…』


 彼女は恥ずかしそうにもじもじして答える。

 その姿は歳相応である。

 背伸びしたいが背伸びできない年頃といった人間の13歳と何1つ変わらない。


 …待て、13だと?ってことは中2か?

 さすがに中1ってことはないよな。


『じゃ歳相応ってことなのか…中学生2年ぐらいの』


 マヤの顔がパアァと顔が明るくなる。


『はい!中学2年生です! 』


 ……マジ、か…俺は13のガキに管理されるのか…

 前世では30生きて、今は18年生きてる。

 本来なら50目前のアラフィフ。


 ただし俺が思うに精神年齢は20代中盤ぐらいだと思うので、50代のような感覚はしない。

 多分年齢的な精神構造も死んだときにリセットされてしまったんだと思う。


 だとしても20代中盤から後半ぐらいの意識を持つ人間が、13の女の子に管理されるとか言われると悲しいというか恥ずかしいというか、死にたいというか。


 漫画やアニメなら最高の展開ではあるんだろうな。


 だがリアルの13のガキにそんな中2臭いこと言われたらドン引きだろう。

 それどころかリアル中2じゃないか。


『先輩。明日からの生活について今一度説明します』


 マヤはこちらが悩む姿もお構い無しに話を続ける。


『まず、学校は転校してもらいます』

『申し訳ありませんが、これには拒否権はありません』


『別に…いい』


 どうせ俺にはもう親らしき者もいない。

 両親は4年前から行方不明。

 両親が俺に自由に使うようにと用意した講座に両親分の給料がいつの間にか振り込まれるようになっていたが、これは恐らくもうこの世にはいないということなのだろう。


 今はもっぱら両親の同僚である保護者のお世話になってはいるが、形式上のもので別段そこまで仲がいいものではなく、この4年間は殆ど一人で生きてきたようなもんだ。


『意外と図太いですね…先輩は』

『私もいろいろと先輩については調べているので何とも言いがたいものがあるのですが―』

『―話が早くて助かります』

『では先輩。先輩には当面の間この家に住んでもらいます』


 マヤはテーブルから若干身を乗り出しながら呟く。

 その前屈みに近い姿勢、服が服だったらラッキースケベ確実だぞ。

 こう無意識に男を誘うあたり女なんだろうなぁ。


『ここは? 』


 目線を横にズラして辺りを見渡しながら話す。

 13の子に反応しそうになった。姿勢がエロいのが気になったのだ。


『私の家です』

『いいですか? 大事なことなので言いますが、わ た し の持ち家です』

『これでも私、オーフェンリアではそれなりの地位にいて爵位も貰っています』


 彼女が腕を組み自慢げに話す。

 王女様も彼女を紹介する際にそれなりの家柄なので安心だと言っていた。

 その割に、家の中には使用人1人いないのはどうなのだ。


『この家に住みつつ、私の所属する組織のお手伝いをしてもらいます』


 マヤはフフンと息を漏らしながら腕を組みつつ座り、言葉を続ける。

 言い方に特に嫌らしさは感じず嫉妬の感情も沸かなかった。 


『組織? 』


 子供が発するには不釣合いな単語に疑問符をうつ。

 何故か組織というほどのものがある感じがしない。

 文章にするとひらがなで「そしき」と書かれてるような物言いだったからだ。


『治安維持活動をする組織です』

『大した活動はしておりませんが、その活動内容についてはまた改めて』


 そう言うと彼女はポケットからスマホを取り出し何か操作をしだした。

 これで話は終わりなのだろうか。


『1つ屋根の下、10代の女の子と共同生活…ねえ』


 俺は溜息混じりにそう言った。


『あれ?嬉しくないんですか?』


 スマホを弄っていた彼女が不思議そうにこちらを振り向く。


『知り合いのオジサマ方はきっと猛烈に喜ぶぞと口々におっしゃっていましたのに』


 マヤはドヤ顔のような表情を浮かべていた。


『俺には妹がいてろくな思い出が……あーなんでもない』


 前世での記憶から、ふいにそんな言葉を漏らしてしまった。


『先輩に妹なんていないはずですが…大丈夫ですか? 』


 彼女が首を傾げる。

 前世の自分など知りもしないので頭がおかしくなったと思われているのだろう。

 犬だって猫だって変な行動をすると首を傾げるが、それと同じ感覚で本能的にそんな行動をとったのだろう。


『気にするな。なんでもない』


 相変わらず頬杖をつきながら明後日の方向を見つめてそう呟いた。


『??…変な先輩』


 再びマヤはスマホを弄りだす。


 元より拒否する気はなかった。

 元より反対する気もなかった。


 見た目まじめそうな子だし、変に拒否ってムサい男の人狼との共同生活にされるぐらいなら、

 この子と共同生活で問題ないのかもしれない。


 生まれてから今日まで、いつも思うことがある。

 俺の人生においては「一番最初に出会った、一番最初に手に入れた、一番最初に見つけた」


 これが最優で、後から同じ類に属するモノを得たとしても 

 それらは最初こそ、最も魅力がありそうだが、最終的に様々な弱点が露呈し、一番最初のモノが一番良いうという評価に戻ってくる。


 それは人間関係もそうなのだ。

 学校なら最初に出会った人間が一番付き合いが長くなり、

 会社なら最初の部署にいる同僚が最も付き合いが長くなる。


 だから、最初に出会ったこの子が当たりというものなんだろう。

 30+18生きた人間の理である。


『先輩。学校を転校するにあたってですね』

『というよりも、これから生きていくにあたってですね』

『名前を変えていただきます』

『正確には先輩の戸籍情報全てを』


『ちょっと試しに学校の在学証明書を作ったので見てください』


 スマホを弄っていた彼女は、何かの入力を終えた後、

 ポケットから2枚のカードを差し出しながら呟いた。

 最近流行のICチップ入りの学生証だった。


 まだ顔写真などが無く、その部分が真っ白の状態であるが、

 名前など最低限の情報は書き込まれている仮作成のものだろうか。


 1つの方には「滝川 秀」と書いてある。

 シュウは俺の今の世界の下の名前だ。


 もう1つは―


『如月 秀!? 』

『何これ!?』


 勢いのあまりカードを投げそうになったものの、その衝動を堪えつつ叫ぶ。


『ええ、ですから面倒なので兄にしてしまおうかと』


『何が面倒なの!? 』


 突然の話に思考回路はショート寸前。


『その方が都合がいいんです』

『後者を選んでいただけるなら、私が先輩をどう呼ぶべきか先輩が決めてください』

『お兄ちゃんでもお兄様でも兄上でも兄様でも構いませんよ』


 マヤは真顔である。

 真顔でニヤリとしながら本気でそう告げている。


『意味が分からないよ。やめて! 』


 如月 秀と書かれたICカードを突っ返しつつ彼女の求めるものを全力で否定した。


『せっかく用意したのに……』


 そのICカードをとても残念そうに受け取りつつポケットに仕舞い込む。


 大丈夫かこの子…メンヘラか?

 今日突然出会った人間をいきなり兄にするなんてどうかしている。


 何か理由があるのかもしれないが、少なくとも未だお互いを全く知らない関係でそれは嫌に決まっている。


 というか妹とかロクな記憶がない。

 俺が欲しかったのは姉か兄のどちらかだ。


『今後活動するにあたって…都合がいいんですよ…もぅ…』


 彼女は再びハムスターになり、鼻をツンと上に向けながら残念がった。


『理由があるなら説明してくれりゃ考えるけど!? 』


『それはその…ちょっと言いにくいというか…選んでいただけたら説明するといいますか…』


 彼女は両手の人差し指をチョイチョイとつつき合わせている。

 口先が伸びていていかにも何か隠しているといった感じだ。

 口が堅くともウソはつけないタイプであるのは間違いない。


『ダメだ。断固拒否する』


 バシッとした形で拒否の姿勢をとる。

 社会に出たらこれは重要だ。

 ナーナーで行くと何でも押し付けられて取り返しがつかない事になる。


 線引きをつけた上で拒否する場合は強い口調で拒否の姿勢を示さねば奴隷のようにコキ使われることになりかねない。


 彼女がそういう酷使をしようと企てているとは思えないが、何か引っかかる。

 怪しい取引には乗らないのが俺の鉄則である。


『うぅ…』


 その姿勢に根負けし、マヤは少しうなだれた。


『それと名前を今から言う名前に変更して欲しい』

『戸籍情報も俺が伝えるものにだ』


 そんな彼女を追撃するわけではないが、こちらの希望を伝える。


『何かあるんですか?』


 これに対しては特に拒否感はないようであった。


『ああ』


『名前は飛龍 柊応だ。』


 俺の数少ない所持品のスマホにそう打ち込んで彼女に提示した。

 漢字とふりがなを添えて。


『どうしてそんな名前に?』


 スマホの画面を見つめながら呟く彼女に向って―


『―それが俺の…本当の名前だからだ』


 ―そう伝えた。

マヤがどうして如月という名前を飛龍に名づけたかったか。

それは近いうちに書く予定です。

多少はきちんとした理由…があります。


3話以降にご期待下さい。

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