表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぶすな女  作者: 東雲ヘルス
3/4

呪縛な女

ジロウはランニングマシーンに乗りながら、ぼんやり離婚について考えてみた。


慰謝料、養育費で雁字搦めな自分が容易に想像できたので、走るピッチを速めた。


あと、15日。




準備は着々と進んでいた。


行先は大阪の泉佐野という場所。


ジロウの勤める会社は、厨房器具の販売を手掛ける中堅企業で東京に本社があり、大阪に支社を構えたばかりであった。


ジロウは「会社の為であれば私は大阪支社を成功に導く自信があります」などという趣旨の文言を上司に打診し、自ら移動を希望した。


勿論、会社の為ではなく「自分の為」であった。


今まで給料、ボーナスの類はすべて妻に没収され、おこずかいとして月に3万。


スポーツジムに1万。残りの2万でなんとか生活していた。ジロウとしてはまさに「縛られた」生活であった。


そんな呪縛から脱出のいい機会がやってきたのだ。




ジロウはトレーニングを終えるとすっきりした気持ちで、帰宅し冷蔵庫を開けると郊外のディスカウントストアーでケース買いをした発泡酒を取り出すと、一気に呷った。


簡単に酔えた。


今日言おうと決めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ