蓮舫氏二重国籍疑惑はネットの進化の象徴だ
僕は何回も言っているが、この問題を日本の報道の変化の象徴と見ている。この事件は最初からネット(アゴラ)で火が付き、現在でも新聞よりもテレビ、週刊誌よりもネットの情報が、早く、正確、豊富だ。左と見られている人物が責められているので、産経新聞、夕刊フジが積極的で、その他の新聞は及び腰だが、どちらもどちら。又、ネットでは何度も蓮舫擁護の書き込みもあるが、全て逆襲にあって沈黙している。ネットの自浄作用は立派に機能している。既成のマスコミはネットを見下しているが、既に影響力だけでなく内容でも既成のマスコミを越えつつ有る。その象徴となる事件だろう。この意味は、一国会議員の国籍問題より遥かに大きい。
もちろん、蓮舫の国籍問題も重要だ。彼女が国籍だけでなく、かなり日本の国会議員としては国家への忠誠心を疑われる行動をしており(村田という日本名を使わない。謝という中国名を使う。子供の国籍、名前、北京大学への留学、外省人..)国籍問題はその一部に過ぎないと言う事。又、彼女以外に20万人とも30万人とも言われる二重国籍者の存在。これらも日本社会の大きな問題で、こんな事が起きているのは、例によって、「平和ボケ」と「反日日本人マスコミ」による日本のスパイ天国、安全保障への一般人の関心の無さ。アメリカの核の傘の下でのうのうと暮らして来た戦後70年のつけが来ているのだろう。
アメリカの力が衰え、中国が進出してきて、北朝鮮は着々と核ミサイルを開発し続けている。この変化している国際情勢の中で、「憲法9条」を守っていれば戦争は起きない、などと言うお目出度い事を言っていられる時代は既に終っている。さて、日本人はちゃんとこの長い歴史と文化のある国を守っていけるのだろうか?
中立と見られる媒体の報道も始まっている。これはその一例。
蓮舫氏二重国籍疑惑に見る民進党の問題
http://toyokeizai.net/articles/-/135075