昔は良かったは大嘘? 統計(マスコミの出す)は誤り?
わずか数十年前の事さえ正しく伝えられていない。マスコミは夫々の立場(右、左)で歴史を書き換えている? 中国や韓国はもちろん。欧米先進国はさすがに学者やジャーナリズムがそういう改変を阻止している。そういう意味では今でも、第四の権力と言われる報道(Press)が成立しているのは欧米先進国のみなのかもしれない。日本には自由な報道は無い?
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評論家の宮崎哲弥さんが、大倉幸宏さんの新刊「『衣食足りて礼節を知る』は誤りか: 戦後のマナー・モラルから考える」を紹介しつつ、巷間なんとなく信じられている「昔は道徳もマナーもしっかりしていた」、「経済的には豊かになったが道徳心は低下した」という言説が、いかに根拠のないものなのかについて話しています。こうした視点は非常に重要で、「治安悪化」や「少年の凶悪犯罪の増加」も統計的に見れば大嘘ですし、宮崎さんはこうした事実をきちんと取り上げている良書をよく紹介しています。
【宮崎哲弥】我が国では殺人も自殺も減少し続けていますよ 2016年8月11日
https://youtu.be/LwDKmPJgFzc
「昔はよかった」と言うけれど: 戦前のマナー・モラルから考える(大倉幸宏著・新評論)
https://www.amazon.co.jp/dp/4794809549
「衣食足りて礼節を知る」は誤りか: 戦後のマナー・モラルから考える(大倉幸宏著・新評論)
https://www.amazon.co.jp/dp/4794810423
日本人のしつけは衰退したか(広田照幸著・講談社現代新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4061494481
「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ(谷岡一郎・文春新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4166601105