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魔法少女の出会い その後

「いけー! まじかるひかるー! そこでせいしんこーげきだあ!」




物騒な妹の声に朦朧もうろうとしていた意識を取り戻す。腕時計を見ると8時22分。今日は月曜日。遅刻だ。




「デビルズストーリーLv2! 『貴方が敬愛してるその上司、貴方のこといいように利用して捨てるつもりなのよ』さくれつぅ〜! やった! 勝ったー!」


「え、ヒカルちゃんそんなえげつないこと言うの? もはや正義じゃないよね? 朝から子ども達に何教えてるの?」




妹はきゃっきゃっとはしゃいで耳を貸さない。黄色い帽子と水色のスモッグを着て、幼稚園に行く準備だけはしている。




「『よのなかはせちがらいからつよく生きるのよ』ってまじかるひかるは言ってるよ!」


「……うん、そうだね」




エンディングのダンスを踊る妹の後ろ姿を見て、「これが脱ゆとりか……手厳しい」とヤマトは呟いた。












「ヤマトぉー、昼飯一緒に食おーぜ〜」


「デジャヴだ、タカオ。いや、畑山タカオ17歳AB型陸上部」


「なんで不自然に紹介したの? 俺AB型じゃないし帰宅部なんだけど一体何なの?」


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