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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第三章 霧の道化

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43/60

43.これからのこと

章ラスト

それからエミー達が部屋からでていき、戻ってきた組合長からことの顛末を聞かされた。


あの後、2つの光を見た冒険者達が現場に駆けつけ、【踊るピエロ】の団員達を拘束したらしい。

その後の事情聴取によると、あの事件は魔族による勇者誕生の妨害工作だったらしい。

なんでも魔族に予言の魔法を使える者がいるらしく、ここに勇者が誕生すると予言があった為、子供達を攫って勇者誕生を阻止しようとしたのだ。

団員15名の内、3名が魔族、9名が人間、1名が種族不明、2名は行方不明とのことで、人間は意図的に魔族に協力したとして裁判にかけられるらしい。


意外だったのはクラウンが行方不明の内の1人ということだ。


(あの魔法を喰らってまだ動けたのか……)


正直人に向けてはいけないような威力だったと思うんだけど……


(魔族ってそんなに硬いのかな?)

[そもそも魔族という言葉はレクトの記憶にありませんでした。

 もう少し知識をつけるべきかと思います。]

『それもそうか……』


それから組合長にクラウンとキリックの魔法のことを話し、組合長との話は終了した。


「さて、これからどうしようかな。」


今回の件で僕はクラウンに歯が立たなかった。

それどころかサイと呼ばれたあの男の動きにすらついていけていなかった。


「このままじゃダメだ。」


組合長が部屋を出ていく直前に、「魔族ってあんな奴らばっかりなの?」と聞いてみると、組合長は頷いた。


つまりケントの旅についていくには、最低限サイの動きを追えるくらいにはならないといけない。


「強くならなきゃね!」


これまではお金を稼ぐ為とか、楽しいからとかの気楽な気持ちでやっていたが、これからは強くなるという明確な目標ができた。

ここから、レクトにとっての新たな一歩が始まった。



とは言ったものの、怪我が早く完治するわけもない。

この教会に来てから1週間が経った。

変わらずケント達はお見舞いに来てくれるし、組合長もたまに様子を見に来てくれる。

久しぶりの戦闘とは無縁の平和な時間を、僕は楽しんでいた。


今日も3時を回った頃、廊下を走ってくる音が聞こえた。


(ケント達かな?)

[いえ、これは……]


メモがそう言い終わる前に、この部屋の管理をしてくれているシスターさんが駆け込んできた。


「レクトさん、兄を名乗る人物が会いに来てるのですが……」


唐突に平和は終わりを告げた。









教会はリアルでいう病院みたいなもの。

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