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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第三章 霧の道化

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31.状況整理

とりあえずここを調べてみてわかったことをまとめよう。 


ここは豆腐のような形をした8×8mぐらいの空間だ。

壁は魔法で無理やり作ったような痕跡があり、天井からはたまに音が聞こえる。

トイレなどの最低限の設備はあるようだが、それ以外は何もない。

外に出ようにも石でできた格子のようなものがあり、外に出れないようになっている。

まとめるとどうやらここは地下室であり、普通の方法では脱出不可能だということだ。


(地下室を無理やり作って、それをテントで隠したんだろうな。)


この仮説なら音が聞こえなかったテントがあったのも納得できる。


(ここのことは大体わかった。次は……)


僕は部屋の隅っこで固まっているケント達に近づく。


「ちょっといい?」


僕がケントを手招きすると、ケントは4人に笑顔で何か言ってこちらにきた。


「どうしたんだ?」

「僕がくるまでに何があったのかを知りたくてね。」


そういうとケントは怪訝な顔をした。


「そんなこと知って何になるんだ?」

「脱出するためのヒントがないかと思って。」

「はぁ!?お前、その体で脱出する気なのか!?」

「そうだよ?ここで待ってたって永遠に助けは来ないと思うし。」

「なんでそんなことわかるんだよ!大人達だってきっと探してくれてるだろ!俺の母ちゃんと父ちゃんだって探してくれるならなおさら……」


ケントの意見はもっともだと思う。

だがそれはここがどこか知らない場合の話だ。


「ケントの意見はもっともだよ。」

「なら!」

「でもここは【踊るピエロ】のテントの下にできてる地下室なんだ。だから簡単には手を出せないんだよ。」


下手に手を出して僕達が見つからなければ大問題になってしまう。

ケントはそのことが理解できているのか絶望したような顔になった。


「じゃ、じゃあ、ここで待っていても助けは来ないってことか?」

「そうだよ。だから脱出して外に状況を伝えないと。」

「脱出っていうけど、どうやるんだよ!本当はレクトだってそんな怪我じゃ動くのだって辛いはずだ!しかも次捕まったら殺されるかもしれないんだぞ!?」


その言葉には自分の保身とかではなく、僕を本気で心配する意思を感じた。


(それでも僕は、自分の失敗の責任は取らないとね。)


僕は笑顔でケントに言う。


「それを今から考えるんだよ!そのために協力してくれない?」

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