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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第三章 霧の道化

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28.行方不明

感想、リアクションなど待ってます!

「……なんだったの?」

「お兄ちゃん?どこ行ったの!?」

キリックがいた場所を呆然と眺めていると、エミーの叫び声で正気に戻る。

(この声はエミー?ケントとエミーになにかあったの!?)

声のする方へ向かうと、エミーが地面に座り込んで泣き叫んでいた。

「大丈夫!?」

「レクトお兄ちゃん?お兄ちゃんが、お兄ちゃんがぁ……」


その後すぐに大通りの露店から、異変に気づいた大人達が集まってきて子供達が集められた。

「これで全員か?」

「いいえ……まだ何人か集まってないです。」

僕がそう答えると大人達は難しい顔をして言った。

「大通りにいた子供達は全員集めたんだが、他の場所は今捜索中だ。」

「レクト君、どこか心当たりはない?」

心当たりがある場所はすでに魔法で確認済みのため、僕は首を横に振る。

結局この後見つかった子供はおらず、5人の子供が行方不明になってしまった。


この後子供達は親の迎えで家に帰り、冒険者組合で探索依頼が出された。

勿論僕も参加したが結局めぼしい成果はなく、あたりはすっかり暗くなってしまった。


(どこにいっちゃったの?)

僕はいつもみんなと遊んでいた場所を1つ1つ回っていくが、手がかりすら見つからない。

『僕がもう少しみんなのことを見てたらよかったのかな……』

[……黙秘します。]

いつもは淡々とした様子のメモも、今日は心なしか落ち込んだ雰囲気だ。

僕はマイナスになってきた思考を頬を叩いてリセットする。

(冷静になれ。多分あのピエロの仮面をつけたキリックってやつが、みんなを連れ去った犯人だよね。

【踊るピエロ】か……そこにみんながいるかもしれない。)


夜中の10時を回った頃。

僕は劇団【踊るピエロ】のテントが張ってあるスペースの前にたどり着いた。

(ここにみんながいるかもしれない。どこが入り口だろ?)

僕が入り口を探そうとすると、今まで黙っていたメモが口を開いた。

[正面からいけば敵だった場合、交戦する確率が高くなります。

バレないように潜入をすることを勧めます。]

メモの口調は相変わらず淡々としていたが、その口調に少しだけ怒りを感じた気がした。

『それもそうだね……テントは11個、1番近いテントから順番に中を確認していこう。』

こうして僕達の【踊るピエロ】潜入作戦が始まった。




5話で冒険者登録の際出身がわからないと書いてあったのですが、カリフの街に変更しました。

わかりやすくするために付けただけなので、ストーリーに支障はございません。

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