24.またどこかで(組合長視点あり)
投稿忘れてました。
大変申し訳ありませんでした。
「本当にお前らは……はぁ、もういい。」
俺は椅子に座って縮こまる2人をみてため息を吐いた。
(とりあえずこいつらの証言どおり、あの熊を倒したのは確認した。だがなぁ、これを上にどうやって報告すればいいのやら……)
俺は心の中で叫ぶ。
(なんだよ!?魔法の複製って!?しかも魔力量を無視だぁ?)
つくづくぶっ壊れの魔法に頭痛を覚えつつ、俺は対応策を考える。
(なんか嫌な予感がしたんだよ!初日にBランク冒険者を返り討ちにした少年と、あの【幻国】が推薦を出した少女。何か問題が起こらないわけがなかったんだ。)
俺はぶつぶつと呟いていると、まさか!?と俺の頭にある考えが浮かんだ。
(カイ達……あいつら、俺以外に任せられる人がいないから、俺に押し付けやがったな!?)
俺がプルプルと怒りで震えていると、正面にいたレクトが話しかけてきた。
「あの〜、話が終わったので帰っていいですか?」
「ああ、すまんな。これで質問は終わりだ。気をつけて帰れよ」
レクト達が部屋から出ていくと、俺は考え込む。
(本当に上にどう報告すれば……そのまま報告したら面倒なことになるに決まっているが、俺には何か報告する以外の選択肢がないからな……)
俺は必死にどうすれば面倒事を避けられるかを考え始める。
その姿に組合長の威厳は残っていなかった。
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「ふぅ、終わったね〜」
「レクト、あなた何か喋ったかしら?」
「ぐっ、最後に質問をしたじゃん!」
「私はほとんど全ての説明をさせられたんだけど……」
「ぐぅぅ、ありがとう」
僕はレミーのど正論に心を砕かれそうになったが、なとかお礼は言っておく。
「じゃあ私は明日にも王都に出発するから、また出会えたらよろしくね」
「そうなの!?なんで王都に行っちゃうの?」
「王都の学ッ……ごほん、なんでもないわ。王都に予定があるのよ。」
「なるほど……それならしょうがないね」
悲しそうな表情を浮かべていると、レミーは笑いながら言った。
「また会うことがあったら、その時はまたよろしくね。」
「うん!」
僕は満面のの笑みで答えたのであった。
レミーが学院と言わなかったのは、平民に対して王都の学校に行くというのは、煽りになってしまう可能性があるから。




