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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第二章 昇級試験

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20.昇格

ここに入れた方がわかりやそうだったので、突っ込みました。

僕が熊を倒した後、レミーが教官を背負って森の前にたどり着いた。

「あー疲れた。男が女に力負けしててどうするのよ。」

「ごめんごめん、本当にありがとう。」

最初は僕が運ぶ!と自信満々に言ったのだが、いざやってみると僕の非力な筋力じゃ成人女性を背負うことなんて不可能だった。

レミーが試してみると驚くほど簡単に持ち上がり、そのまま運んでもらったのである。

教官を安定した場所に寝かせると、僕達はふと思い出した。

「これ、試験どうなるんだろうね?」

「さあ?代理でも来るんじゃない?」

街にこの状況自体は通信魔法機で伝わっていると思うので、僕達は待つことにした。


そしてしばらく待っていると、他の受験者たちが森から帰ってきた。

「教官は……ってええ!?」

「おい!何してんだお前ら!」

はじめに戻ってきた2人は、怪我をしている教官を見て僕達に駆け寄ってきた。

「魔物に襲われたのよ。教官は重症を負ってしまったから、私達がここまで背負ってきたの。」

「なるほど……確かに鎧に叩きつけられたような跡があるな……」

「その魔物はどうなったんだ?」

「僕達が倒しグヘ!?」

「教官が重症を負う代わりに仕留めたのよ。死骸は森の中に置いてある。」

僕がなんでと聞こうとすると、レミーは黙れと言わんばかりに睨みつけてきた。

『僕なんかしたっけ!?』

[レクトとレミーが倒したと言っても、信用されずに混乱を生むでしょう。それがわかっているからレミーは一旦嘘で誤魔化そうとしてるんだと思います。]

メモの言葉は納得できる理由ばかりで、僕は未だ睨んでくるレミーに親指を立てた。

この後、組合のAランク冒険者たちが到着し、現在の状況を細かく聞かれたので、レミーが答えた。

[レディーファーストという言葉があるとはいえ、少しはレクトもやったらどうでしょうか?]

『わかってるけどできないんだよ……』

最終的に明日組合長室で話をするということで、話が終わった。


僕は街まで着くとレミーにお礼を言った。

「今日は色々とありがとう!また一緒に組もう!」

「こちらこそありがとう、そしてごめんなさい。あなたのことをどこかの貴族の坊ちゃんだと勘違いしていたわ。」

あまりに鋭いレミーの指摘に、僕はうっ、と声を漏らしそうになったがなんとか抑え、笑顔で返す。

「気にしなくていいよ。じゃあまた明日!」

「ええ、また明日。」

こうして僕のCランク昇格試験は終わった。

通信魔法機 魔法を使った電話のようなもの。立場が高い人しか基本的に持っていない。

教官が持っていたのは緊急用の小型な劣化品。


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