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鏡魔法で成り上がれ! 役に立たないといわれた鏡魔法はなんでもコピーできるチートでした。  作者: 〜蒼〜
第二章 昇級試験

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13/60

13.Dランク依頼と演劇鑑賞

本日のお話。

あれから1ヶ月がたった。

季節は冬になり、僕はCランク昇格試験を受けられる程度には経験を積んでいた。


「タカナさん、おはようございます!」

「はい、おはようございます。」


受付嬢さんとは仲良くなって、今では名前で呼び合う仲になっていた。


「そうえばそろそろ昇格試験だけど、レクト君は受けるの?」

「はい!早くランクを上げたいので!」

「じゃあ2日後だから忘れないようにね〜。」

「はーい。」



[今日はこの依頼はどうでしょうか?]

『いいね!これにしよう!』


メモは1ヶ月でだいぶ僕と話してくれるようになり、心なしか感情が見え隠れするようになった……気がする。


「さて、早く終わらせないと!」


今日受けたのはホーンラビットの討伐依頼だ。


(今日は午後から見たい物があるから、早く終わらせて帰らなきゃ。)


僕は森でホーンラビットを探していた。


(ああいう草むらとかを探せば……いた!)

僕はホーンラビットを見つけた瞬間に魔法を使う。


鏡牢(きょうろう)!」


ホーンラビットはそのまま鏡に激突して力尽きた。

僕は討伐証明の角をとって次のホーンラビットを探す。


「あと4体!さっさと終わらそ〜。」


次も、その次も同じような感じでホーンラビット討伐は終わった。


(これで午後の予定に間に合うね!)


今僕はお昼を食べて目的の場所に辿り着いた。


(昇格試験前に絶対きておきたかったんだよね。)


ここは広場、今魔法を使う劇が大人気の劇団が劇を始めようとしているところだった。

僕は指定された席に着くと、魔法を発動した。


写鏡(うつしかがみ)…」


そう、僕は劇を見にきたわけではない。

劇で使われる魔法を見にきたのだ。


風渦(サイクロン)!」

火球(ファイアボール)!」


色々な魔法が劇の上で飛び交う。


水球(ウォーターボール)風刃(ウインドカッター)!」

(本当に色々な魔法があるな〜、あれ二属性持ちかな?)


そうこうしているうちに劇はラストスパートを迎える。


台風(ウォーターサイクロン)!」

(複合魔法!)


複合魔法は属性が違う魔法を合わせて使うことであり、複数人で発動するか、1人で合わせるかで発動させられる。


(あの人、今1人で複合魔法を使ってた!すごい。)


そんなこんなで劇が終わった。


「いやー、すごかったな!」

「まさかあの時にこうなるとは!」


周りは劇の感想を言い合ってる。


(かなり収穫があったな〜!)


僕はルンルンで帰ろうとしていると、1人の劇団員から話しかけられた。


「やあ、何か収穫はあったかい♪」

「はい!って誰ですか?」

「やだなー、覚えてないの?私、今日の劇の主役を演じさせてもらっていたんだけど♪」

「あ、そうえば!二属性魔法すごかったです!」

「ありがとね、それでこの私の劇団で何をやっていたんだい♪」

「……?劇を見ていたんですけど?」

「……そうかい、そうだよね、変なことを聞いたね♪私の名前はクラウン、覚えておいてね♪」

「?はい!」

「君の名前はなんだい♪」

「??僕の名前はレクトですけど。」

「そうかい、ありがとうね〜♪」


そういうとクラウンは行ってしまった。

(変な人だったな。)


僕はそう思ったが、特に気にせずに宿に戻るのであった。



「団長、いきなり人間に声をかけるなんてどうしたんすか?」

「いや、劇の最中に魔法を使っている奴がいたんで探りを入れてみたんだが、はぐらかされてしまってね♪」

「えっ、それって大丈夫なんすか?」

「バレているなら私達にどうにかする手段はない♪

そう思わないかい♪」

「確かにそうっすけど……」

「とりあえず、冒険者ギルドに行ってレクトという名の冒険者を調べておいてくれ♪」

「ラジャーっす。それにしてもここまできて作戦がパーとかやめてくださいよ?」

「わかっている、気をつけるさ♪」

「ならいいんすけど……」


団員の1人が去ったところで、団長が呟いた。


「レクト……彼はなんの魔法を使っていたんだろうね……何にせよ、敵対するなら容赦はしないよ。」


その呟きは、誰にも聞かれることはなかった。



季節的にはもう冬場。

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