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教室・部室へ逆戻り

 足を踏まれたり、スマホを忘れたりと散々な目に遭いながら、清夜はなおも諦めずに校舎を駆け回る。

 頭の片隅には「もうスマホなしで帰ろうか」という逃げもちらつくが、彼には優依に連絡するという大切な使命が。あるいは、そのスマホこそが日常を取り戻すカギでもあるのかもしれない。

 落とし物コーナーの存在を知り、再び学園の迷路へと繰り出す清夜。人混みを避けたいのに避けられない、痛む足を抱えながらの冒険は、まだ続いていきそうな予感がする。

 意地でもスマホを見つけたい一心で、自分の部室も改めてチェック。いつもは荷物を置いておくロッカーを確かめるが空っぽ。

 (まさか誰かが拾ってくれてるのか…)

 そう思い、部室前の貼り紙を見てみると、「落とし物は1階の“落し物コーナー”へ」という案内を発見。

 「落し物コーナーか…そこにあるといいんだけど」

 その場所は昇降口とは別のフロアにあり、行くにはまた人混みを掻き分けなきゃならない。正直、足の痛みがつらいが、ここまで来たら探し抜くしかない。

 読んでくださり、ありがとうございます。清夜がスマホを求めて翻弄される姿に、学園の広大さや雑多な雰囲気が改めて際立ちました。

 足の痛みを無視してまで落とし物コーナーに向かう執念には、スマホの大切さのみならず、優依への想いも感じられます。果たして、彼はこのまま順調にスマホを取り戻せるのか、それとも新たなトラブルが待ち受けているのか。

 引き続き、清夜の奮闘を見守っていただければ幸いです。

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