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帰るか残るか、その葛藤

 放課後の学園で清夜は、思いもよらないトラブルに次々と巻き込まれてしまう。昇降口を出たと思ったら、スマホを忘れていたことに気づき、今度は校内を逆走する羽目に…。何もかもがうまくいかず、足の痛みに耐えながら無駄に探し回る清夜の姿に、思わず共感を抱くことだろう。

 そんな学園内での試練を乗り越えようとする清夜の姿が、思わず笑ってしまう一方で、少しだけ彼の孤独や焦燥感も感じさせる。この先、清夜がどのようにスマホを取り戻し、優依に無事連絡を取れるのか。

 結局、一度は出ようとした校舎に逆戻りして、俺はスマホ捜索を始める。

 まず職員室に寄るが、先生たちは忙しそうで「落とし物なら自分で確認して」と言われるだけ。部活の顧問は不在なので、部室も誰もいない状態だった。

 「そもそも、どこに置いたんだ俺…」

 探し回るのも面倒だし、もうスマホなしで帰ろうかという誘惑に駆られる。でもそうすると、後々優依に連絡できないし、他にも支障が出る。

 「くそ…足も痛いし、最悪だよ」

 自分の教室まで戻ってみるが、机の中にもロッカーにもスマホは見当たらない。ここまで苦労して成果がないと、さすがに心が折れそうになる。

 ただ、ほかに探す場所といえば、部室か廊下の落とし物コーナーか。もう一息だ。

 読んでいただき、ありがとうございました。学園内を彷徨いながらスマホを探し続ける清夜。痛みとイライラが交錯する中、彼の前には次々と新たな障害が立ちはだかります。放課後の一見何気ない時間が、こんなにもトラブルの連続になってしまうのは、清夜がどこか不器用で、けれどどこか愛おしいからこそ。

 スマホを探し続ける清夜の姿を通じて、日常のささいな問題が少しずつ彼を成長させていく過程も見逃せません。果たして、無事にスマホを見つけ、優依に連絡できるのか。それとも、新たな冒険が待ち受けているのか。

 次回も引き続き、清夜の放課後を見守っていただけると嬉しいです。

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