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JKのプロ野球GM奮闘記  作者: 秋山如雪
第6章 奇跡の行方
30/30

【あとがき】(モデルなど)

 ということで終わりました。


 最後のジャパンシリーズがあっさりしすぎて、拍子抜けしたかもしれませんが、細かく書くと長くなるのと、作中のメインはあくまでもペナントレースと同一リーグ、特に福岡との戦いがメインだったので。


 以下、選手たちのモデルです。

 敬称略ですが、私は野球好きなので、いずれの選手もリスペクトしています。ご了承下さい。

 < >は作中の所属チーム。

 ( )内は現役時代の主な所属チーム。

 特に書いてない選手は、モデルになった選手はいません。


<千葉ユニコーンズ モデル:千葉ロッテマリーンズ>

・真田将太: 小林雅英(まさひで)(千葉ロッテマリーンズ、クリーブランドインディアンスなど)

 彼が一番わかりやすかったかもしれません。やはりユニコーンズのモデルが千葉ロッテマリーンズなので、ロッテの守護神と言えば、個人的にはこの人。色々な意味で、インパクトがありましたね。

 「幕張の防波堤」と呼ばれ、炎上したことも多々。その辺りも参考にしてます。

 ちなみに昔、巨人にいた真田裕貴は何の関係もありません。


・安斎利光: 八木裕(阪神タイガース)

 「代打の神様」で有名な阪神を代表する名選手ですが、八木自体、39歳で現役を引退しています。41歳で活躍するベテランはなかなかいないので、あえて出しました。40歳を越えて活躍した、山崎武司も少し参考にしてます。


・仙石次郎: 渡辺俊介(千葉ロッテマリーンズ)

 投球フォームに関しては、だいぶ変えてるので、渡辺俊介だと思わないかもしれません。仙石は変則的な左腕ですが、渡辺俊介は右腕で、地を這うようなアンダースローが特徴的でした。

 ただ、ベテランになってもがんばる「闘争心」を参考にしてます。渡辺俊介は37歳の2013年に引退してますが、そこからメジャーリーグに挑戦したりしてます。

 ロッテを代表する、というより日本を代表するサブマリンでした。


・大道寺明: 里崎智也(千葉ロッテマリーンズ)

 作中、全然活躍してないですが、現役最後の方の里崎智也を意識してます。かつては強肩キャッチャーで、出塁率が高いという辺りです。


・楠木直樹: 山内泰幸(広島東洋カープ)ほか

 山内泰幸は、変則投球フォームで印象的だった投手。「ほか」と書いたのは、正確には彼だけでなく、同じく変則投球フォームの岡島秀樹も少し参考にしてますし、その他、色々な選手が混じってるため。


・神宮寺奎吾、優佳、美優: 苗字の由来は、野球のアプリゲーム「八月のシンデレラナイン」の神宮寺小也香より。


・高坂太一: 苗字の由来は、同じく「八月のシンデレラナイン」の高坂椿より。


・棚町愛華: 苗字の由来は、ゲーム「アマガミ」の棚町薫より。


<札幌カムイウィングス モデル:北海道日本ハムファイターズ>

・佐山健太: ダルビッシュ有(北海道日本ハムファイターズ、テキサスレンジャーズ、シカゴカブス、サンディエゴパドレスなど)

 日本ハムのエースで、本格派で、球種が多いということで、やはりダルビッシュ。日本ハム時代の奪三振率の高さは驚異的でした。


・奈良橋一樹: 小笠原道大(みちひろ)(北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ)

 ミスターフルスイング、ガッツ。2000年から2010年まで、2005年以外は、常に打率.300以上を記録したアベレージヒッターでありながら、コンスタントに30本以上本塁打を打つ長打力も持ち合わせていました。ある意味、天才打者ですね。侍みたいなバッティングフォームがカッコいい選手でした。


<仙台シャークス モデル:東北楽天ゴールデンイーグルス>

・伊達太陽: 松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス、サンディエゴパドレス)

 速球とスライダー、カーブを持ち、サウスポーということで、登場させました。やはり左腕でこの投球はすごいのです。


・山谷豪: 牧田和久(埼玉西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなど)

 同じサブマリン(アンダースロー)なら、実は元ロッテの渡辺俊介の方が個人的には好きですが、牧田は何でも屋で、最速137kmのストレートにスライダー、カーブ、高速シンカー(シュート)、チェンジアップを投げ分け、先発・中継ぎ・抑えのどこでも出来て、「困った時の牧田」と言われた、隠れた名選手。投手王国の楽天をモデルにしたので、岩隈久志を登場させた方が良かった気もしますが、牧田は好きな選手なので。


<埼玉ジャッカルズ モデル:埼玉西武ライオンズ>

・河南佑樹: 松坂大輔(埼玉西武ライオンズ、ボストンレッドソックス、中日ドラゴンズなど)

 良くも悪くも「西武」の顔として印象が強かったのが、松坂。「松坂世代」の中心。晩年は相当苦労してますが、若い頃の松坂は文句なしに、最高にカッコ良かったです。

 1999年、新人王の直後の松坂を参考にしています。


・ビリー・ジョースター: アレックス・カブレラ(埼玉西武ライオンズ)

 同じく西武の主砲にして、「長距離砲」と言えば、この人。私は実際に西武ドームでカブレラを見たことがありますが、丸太のような太い腕でした。あの「反った」特徴的なバッティングフォームもよく覚えています。


<大阪ドリームス モデル:オリックスバファローズ>

・毛利琢磨: 城島健司(福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークス、シアトルマリナーズ、阪神タイガース)

 「パーフェクトキャッチャー」と言うことで、登場させました。まあ、私が見てきた中で、一番すごいキャッチャーは、古田敦也ですが。それでも城島も十分すごかったし、「打てる」キャッチャーというだけで、かなりすごいのです。


・北畠弘一郎: 星野伸之(阪急ブレーブス、オリックスブルーウェーブ、阪神タイガース)

 個人的に、大好きだった選手。「遅い」球で、相手を翻弄した技巧派ピッチャー。遅すぎて、キャッチャーの中嶋が素手でボールを取ったというエピソードがあるくらいですが、星野の球は、実際の球速より速く感じたそうです。


・一二三佑亮: 坂本勇人(読売ジャイアンツ)

 彼だけ、関西のチームとは縁がないですが、坂本勇人は兵庫県出身。「遊撃手」で、打てるバッターということで、真っ先に思い浮かんだのが坂本。いまだに一流の選手ですね。私生活は色々問題ありそうですが。ちなみに、プロ野球選手には珍しく、彼はまだ独身。女遊びが盛んだとも言われてますが。

 ちなみに、坂本勇人は中距離バッター、一二三佑亮は長距離バッターという違いはあります。

 また、名前の由来は「八月のシンデレラナイン」の一二三ゆりより。


<福岡パイレーツ モデル:福岡ソフトバンクホークス>

・大友正樹: 松井稼頭央(かずお)(埼玉西武ライオンズ、ニューヨークメッツ、コロラドロッキーズ、ヒューストンアストロズ、東北楽天ゴールデンイーグルス)

 これも福岡とは全く無縁の選手ですが、個人的に大好きな選手。「天才」アベレージヒッターということで、頭に浮かんだ名選手です。走攻守3拍子全てが超一流の本当にすごい人でした。


<東京ビッグボーイズ モデル:読売ジャイアンツ>

・浪川真人: 松井秀喜(読売ジャイアンツ、ニューヨークヤンキースなど)

 かつての巨人の不動の4番、90年代から2000年代初頭を代表するスラッガーということで。まあ、今回、全然描けなかったですが。


<記録>

・プロ野球連勝記録 1954年に南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークスの前身)が18連勝。1960年に大毎オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズの前身)が同じく18連勝してます。

・プロ野球連敗記録 1998年に千葉ロッテマリーンズが18連敗。これは個人的にリアルタイムで見てたので、覚えてます。


<その他>

 ―負けに不思議の負けなし―

 ―勝ちに不思議の勝ちあり―

 もちろん、野村克也の言葉です。野村と言えば、選手としても超一流でしたが、監督としても超一流。数々の選手を掘り起こし、その手腕が「野村再生工場」とも言われました。「ID野球」としても有名ですね。私も大好きだった監督の一人です。


 ということで、主なモデル選手でした。

 千葉ロッテマリーンズを取り上げたのは、私が現在、千葉県在住だからです。ZOZOマリンスタジアムにももちろん行ったことがあります。


 全体的に昔の選手が多いのは、私が昔から野球を見てきた、おっさんだからです。もちろん最近の選手にも好きな選手はいますが。


 あくまでも「GM」から見た視点の話のため、今回は全体的に試合や選手を「掘り下げて」描けなかったのが残念です。


 まあ、個人的に小林雅英選手を描きたかったのもありましたが。


 ということで、いつかまた野球の話を書きたいですね。


 ちなみに、私のペンネーム「秋山如雪」の「秋山」は秋山幸二選手から取ってます。小さい頃、大好きな選手でした。


 何しろ、打って、守って、走って、バク転までして、しかもカッコいい。すべてがパーフェクトな選手でしたからね。子供心に、秋山はすごいと思ったものです。


 そのためか、小さい頃は、地方で「巨人戦」ばかり放送してたのに、西武ファンでした。

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