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登場人物紹介2

 章の節目ということで、例によって登場人物紹介です。

(既出キャラクターは今回、省いています)


 登場順に記載いたします。

(“登場人物紹介1”に記載のあったキャラクターは省いています)




 ジュドー・ハプセンスキ [Judoh Hapcenski]

「俺がひどい目に遭った時、先生が俺に、こうしてくれたの、覚えてますよ」


 元魔道具学科の生徒。重圧に堪えきれず引き篭もりになっていた。

 ルクレシウスの提案により論文を学会に直で提出した結果、内容が評価されて魔道具工房を持つに至った。

 対人コミュニケーション能力に課題を残すものの、ひとたび集中力を発揮すればマッハで何処までも突き進む。

 身の回りの世話についてはルクレシウスの根気強い生活指導により、一人でどうにかできているレベル。

 好きなものは胡椒たっぷりのバターライス。街の大食堂のテイクアウトメニュー。




 ゾヴェロ・ホプキンス [Zovello Hopkins]

「期日は来週だ。塗料代は出してやるが、今期は支出が多くてな」


 近接魔術学科の教師。

 優れた判断力と動体視力により、Bランク相当の腕前が相手であれば100人と演習しても勝てる。

 彼に限った話ではないが、いかに魔術が優れていたとしても、すなわち教師としても優秀とは限らない。

 理知的な振る舞いから女子生徒の人気は高いものの、自分の専門外の分野には理解を示さず、とことん軽視している。

 ルクレシウスの付与術エンチャントも「少しでも魔術をかじっていれば誰でもできる内容であり、個別の学科は不要」と断言していたし、エミールの絵画についても「元手が掛からないなら手伝いの範囲で何かを描かせても報酬は不要」と断言した。

 きっと彼は、結婚したらパートナーの持ち物も容赦なく処分するのだろう。

 だが自分の時間を大切にする性格ゆえ、当分は結婚しないらしい。




 カレン・マデュリア [Karen Madjulia]

「休憩がてらご挨拶に参りましたの。お気に召されなかったかしらぁ? フフ」


 魔道具学科の教師。

 座右の銘『失敗は即退場と心得よ』から解る通り、自分にも他人にも厳しく接する。というより毒舌。

 それは女性でありながら弱冠12歳から魔道具作成を続けてきたという自負ゆえ。

 実力主義、結果主義と言えば聞こえはいいが……。

 その実、旧来の男性社会に迎合し、年端もいかない少年少女達に理不尽な苦難を強いているだけである。

 自分より賢くない(とカレンが判断した)者には容赦の無い暴言を浴びせる。

 特に恋愛に傾倒する女性などは、愚劣を極める凡俗とすら評する。

 恐ろしいのは、それが「無能な女は、恋などせず子だけ産めばいい」という価値観に起因しているという事実だ。




 男子生徒

「あ、あんたに言ったところで理解できないだろ!」


 魔道具学科の生徒。本名はロムセス・ダバル。

 根は善良だが、噂話を鵜呑みにしてしまう。ゆえに先入観から初対面の相手に喧嘩腰で接する、といった問題行動も散見される。

 成績や座席の近い女子生徒オーリケの事が少し気になっている。

 趣味は球蹴りと的あてゲーム。最近はビリヤードにも興味を示したが、やる時間がそもそも確保できない。




 女子生徒

「睡眠なんて4時間程度で充分だとか言われました」


 魔道具学科の生徒。本名はオーリケ・イフェルテュリフ。

 冷静だがマイペース。課題の量が彼女自身のキャパシティを超えている為に、心が折れそうになっている。

 成績や座席の近い男子生徒ロムセスが自分に好意を向けている事には、確信を持てずにいる。

 趣味は魔術用の杖を設計すること。デザイン性と機能性を両立したものが好き。




 ピーチプレート卿 [Sir Peach-Plate]

「ワハハハハッッッ!!! それがしが来たからにはもう安心ですぞッッッ!!! 助太刀いたすッッッ!!!」


 戦士クラス:D

 冒険者ランク:D

 戦闘傾向:パワー型/近距離

 武器:騎兵槍


 巨大な騎兵槍を軽々と振り回す、明朗快活にして豪放磊落な大男。

 桃色に染められたフルプレートアーマーを身に纏い、冒険者達のピンチに颯爽と駆け付ける。

 常にヘルムを外さないため、その中身について様々な憶測を産んでいた。

 オークである事が明かされ、次第に広まっていく中でもなお、人間と友達になりたいと思う心は変わらずそこにある。

 もちろん本名は別にあるが、オークである事を意識したくないので隠している。



 皆さまの応援が作者の励みになります。

 感想、ツッコミ、心よりお待ちしております。


 たくさん感想が増えても必ずお返事いたします。

 よろしくお願い申し上げます。


 なお、第3章は鋭意執筆中です。

 ストックが完全に枯渇したため、少しだけお時間を頂きたく存じます。

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