墜ちる㕶星、拾う百萬星。 〜31
次から次へと、堕落した民主主義国家とその追従者の頭上へと迫る大気圏再突入カプセル。
円錐形状であるそれらは、五本の四次元座標で、落下方向と速度が不浄な人の手で弄ばれたが為に、「流星」としてはやや不自然な落下軌道を描きつつある。
中距離弾道弾は、上昇ステージにおける"燃料終了"を以てブースト・フェイズを終える。
その後ミッド・コース・フェイズへ入り、ブースター先端部である五つの大気圏再突入カプセルを分割(分離)する。ついでに、囮となるレーダー反射板などを周辺宙域にばらまく。
精神的に最も高貴であると自覚せずにはいられない共産主義者達が、資本主義を信望する不信者達へ向けて放った五つの"天罰"は、大気圏離脱時はほとんど同じ宙域を通過して抜けて行く。
惰性のままに飛び続ける大気圏再突入カプセルは、弾道軌道の上死点へ到達した。惰性でそのまま弧状軌道の上澄みを進み続けた後、惑星離脱速度に達していないが為に、星の世界から人間の世界へと音速の約14倍の速度で下降を始める。
五つの大気圏再突入カプセルが、それぞれがの配達目的地へ到達するのに最も理に適った軌道を描為に最適のタイミングを選んで、一つ一つ順々に降下を始める。
最初はゆっくり、その後に重力加速度である秒速9.8mに、落下を始めてから経過する「秒」の二乗の勢いで加速を繰り返して行く。
ただし、二乗の加速率は公式通りではなく、大気圏再突入カプセルが落下開始直後から邪魔を始める大気圧で押し戻されて削られたりもする。
大気圏再突入カプセルの最先端部で空気が圧縮され始める。落下を始めてから経過する「秒」の二乗で圧縮率は上がる。跳ね上がる。
空力加熱が始まる。空力による落下コースの自己誘導が始まる。大気圧縮熱、圧縮された大気は超高温状態へと変化し、原子・イオン・プラズマへと強制的に解きほぐされる。
大気圏再突入カプセルの表面温度は、最高上昇部分で約1千,500℃に達した。しかし、それが温度上昇の上限となった。熱変化の折りかえし点は超えた。表面温度はその後は徐々に下がり始める。
大気圏再突入カプセルは、位置エネルギーや運動エネルギーを熱へと変換する事で、十分な減速を終え、激しい大気圧縮熱を比例的に失い始める。やがて、大気圏再突入カプセルを包んでいたプラズマの光が消えた。
初代ガンダム以降、宇宙モノのSFではあるあるイベントの一つと成り上がった、いわゆる「大気圏突入」、大気圧縮を使った大減速はそこで終了である。
大気圏再突入カプセルは、初代ガンダムほどに形状変化が皆無ではなかった。
大減速、位置エネルギーや運動エネルギーを熱へに変換は完璧には行われなかった。その、無駄と言うかロスした部分のエネルギーは、大気圏再突入カプセルの断熱機構=対熱装甲を激しく攻撃した。
大気を直接的に圧縮する部分では、表面コーティングが剥が落ちるどころか、まるでヤスリを掛けられかの様に、酷く削られていた。再突入前は円錐型だった筈の形状は、削り機が必要な鉛筆の芯ほどに、半球状へと様変わりしていた。磨耗し尽くしていたせいである。
ともかく、大気圏再突入カプセルは、「大気圏突入イベント」と言う厳し試練に耐え切ったのである。
ここからはターミナル・フェイズと入る。五つの大気圏再突入カプセルの描く弾道軌道からは、三つがラオス、一つがタイ、一つがミャンマー上空へ辿り着きそうに見えた。
人民解放軍とミャンマー連邦は、公式にも非公式にも交戦状態にはない。しかし、打ち上げ時に段取りをちょっとだけ何か間違えたらしい。
エンジンの燃焼室の形状に設計と微妙に誤差があったとか。燃料の成分不均一とか。燃焼形状の形勢誘導が上手くいかなかったとか。誘導装置に不具合があったとか。
どんな理由があったのか突き止める手段はないが、それでも狙ってもいないミャンマー方面へ流れていく事は確実だった。
ーーーまあ、たった15km程ミャンマー側。ラオスとミャンマーと共有する国境線から。誤差の範囲である。
五つの大気圏再突入カプセルは、自分達が「連合スペースガード」から、地球接近天体「バンブーI/小惑星番号 299943」〜「バンブーV/小惑星番号 299946」と言う符号を割り振られる名誉を与えられている事を知らなかった。
ただ、配達屋としての面目を保つ為に、作り手の期待に応えるべく、抱えている複数の弾頭が核の炎で地上を焼く為のサポートを、最後の瞬間まで丁寧に努めるつもりだった。
五つの大気圏再突入カプセルは、それまで隠してあったポップアップ式誘導翼を展開した。それは、抱えている複数の核弾頭をばらまくのに最適な宙域を目指す、カプセルにとっての最終誘導に向けた準備作業でもあった。
五つの大気圏再突入カプセルは、経過時間から「頃合い」であると判断した。
大気圏内を極低圧ながらも極超音速で落下中である為に、巨大な風圧に襲われている。だが、構造材を即座に破壊する程の脅威ではないが、精密機械にとっては大変な脅威である事は間違いない。
だから、今まで固く閉じてあった、それまで上方向にのみ向けられていたスレーブ系情報アンテナから、360度全域のあらゆる情報を取得可能なマスター系センサー群へとペリフェラル・アパラタスへと切り替えた。
カプセル外壁を操作し、それまで揮発性の断熱材で二重封印されていた情報取り入れ窓口を開放した。
だが、その作業を終えたと言うのに、今後の作業を優位に進める上で不可欠な情報は何一つ得られなかった。
それでも、最終誘導を行うには不可欠な情報の代わりに、自らが置かれた現状認識をアップデートさせるに足りる新情報がもたらされた。
ーーーガンっ!! ガガガガガっ!!
五つの大気圏再突入カプセルは、ほぼ同時に巨大な圧力を進行方向から見舞われた。
そして、次の瞬間、折角再インストールしたばかりのマスター系センサー群は全機能をロストした。
五つの大気圏再突入カプセルの対熱タイルが、溶けるよりも早く歪み、罅が入り始めた。
歪みと罅によって、カプセル内側と外側の大気を繋ぐ空間がいくつも開通した。
その空間を通って、原子核が急激に分裂崩壊する時に発生する超高熱と超圧力と電磁波の大嵐が大気圏再突入カプセル内へと闖入した。
超高熱と超圧力は、大気圏再突入カプセルが大気圏再突入の高熱から守り抜いて見せた「中身」を一斉に襲った。
中身は、まず電子機器類が機能を失った。続いて、中身の構造が歪んだ。それによって、中央部に安置されていたプロトニウムを「超臨界」させる為に不可欠な「爆縮レンズ」構造が、十分な精度が完全に失われた。
この時点で、五つの大気圏再突入カプセルに積まれていた全ての核弾頭は、詰んだ。チェックメイトを喰らった。どうあがいても、核爆弾に相当する連鎖的な核分裂反応を引き出す事が出来なくなった。
プロトニウム式核爆弾に用いられる「爆縮レンズ」構造は、ウラン「爆縮レンズ」式核爆弾に用いられる「ガンバレル」構造と違ってとてもデリケートなのだ(だから、宇宙線がハデに飛び交う大気圏外を通過させる核爆弾は、プロトニウム式である方が安全なのだ)。
最も外側に配置された爆薬が圧力と熱と何かのせいで誘爆し、プルトニウムが正しく圧縮されるどころか、バラバラに砕き始める。
中心にあるイニシエーターから、ある程度の中性子のならば放出された。しかし、それらが移動する経路が完全にズレていていた為に、残されていた僅かなプルトニウムへと到達し、十分に吸収される事はなかった。
そして、核弾道は、そのまま、一部は溶解し、一部は燃焼し、一部は粉々に砕かれて吹き飛ばされて、核爆弾ではない放射能汚染構造体へと平和的に変わった。
世界中の破落戸国家が欲しくて欲しくて堪らない、喉から奪うための手が出てしまう程に求めている核弾頭は、無効化されて放射能汚染構造体となり、更に塵と化し、最終的に放射能汚染物物質となって成層圏まで落ちた。
その後、それらは成層圏からは、ジェットストリームによって人民共和国の内陸から始まり、北平原の東北を終わりとする楕円状の地域と運ばれた。特に、人体への有害度が極めて高い核物質であるプロトニウムは余りに重過ぎた為に、風の流れにキチンよ乗れなかった。だから、原子一つ分も大陸沿岸部や日本海までは到達出来なかった。
五つの大気圏再突入カプセルと、五つの核弾頭の完全破壊は、五つの大気圏再突入カプセルを、地球接近天体と認定した「連合スペースガード」が排除目的で放った核弾頭の爆発に巻き込まれたせいだった。
ーーーすべて朝間ナヲミの仕業であった。直接的には。
「連合スペースガード」は、五つの大気圏再突入カプセルが、ラオスとタイと、とばっちりを喰らったミャンマーを目指して最終誘導を始める直前を意図的に狙ったのだ。
ーーーもっとも理想的なタイミングを狙った。
もし、このタイミングを外すと、五つの大気圏再突入カプセルは接近中の迎撃ミサイルを察知して、果敢に回避機動を取り始めてしまう。
また、五つの中の一つでも迎撃ミサイルで被害を受ければ、残り四つがそれを察知して事前に設定されている回避軌道を開始する。だから、十分センサーが働いていない僅かの期間である、五つの大気圏再突入カプセルが情報ネットワークを取り戻す準備作業中に、五つをタイミングを合わせて、同時に叩き落としたのだ。
御陰で、大気圏再突入カプセルが内側で守っていた複数の核弾頭がばらまかれると言う最低の事態は避けられた。
もし、大気圏再突入カプセルが役目を終えて破棄されると、破壊すべき戦術目標が三つ〜五つに増える。要撃対象の数が五×五で合わせて二十五個へと増加する瀬戸際だった。
その最悪の事態は避けられた。まさに僥倖だ。
下から上に向かって放たれた五本の槍は、上から下を目掛けて配達されようとしていた五通の不幸の手紙の焼却処分に成功した。
こうやって、ラオスとタイとミャンマーの人々は、人民共和国が送り付けた"不幸の手紙"をポストに受領する不幸を避けられた。できれば、招かれざる地獄への招待状入りの手紙は、発送元までのしを付けて送り返してやりたかった。
だが、郵便事業者は、大量の核物質を含む超危険物の輸送を引き受けてくれない。UPUが取り纏める万国郵便条約を遵守する国家や組織としては、そんなモノを郵便局まで持ち込む訳にいかなかった。だから、それは諦めざる得なかった。
朝間ナヲミと、五柱の人工知性は、事の成り行きを。核爆発が起きた空域からかなり下方の高度から見守っていた。ただし、かなり下方の高度と言っても、高度2万9千,000mである。
これはおかしい。通常の流星迎撃任務であれば、大した危険はないとは言え、自機から放った核弾頭から出来るだけ距離を取るために、迎撃ミサイルの放出後は直ちに急速下降に入る。少なくとも、ミサイルを放出した時と同じ高度を維持する事はない(一般的な飛行機では、そんな事は不可能である)。
しかも、朝間ナヲミは、流星迎撃任務にかけてはベテラン中のベテランである。有効な流星に対する迎撃手法を四苦八苦しながら編み出したパイロット達の一員、伝説の体現者であり、最後の現役者でもある。
だったら、五機の三菱F-3Eが要撃活動が成功した後に、最高速度と失速速度との間が物凄く狭い飛行速度域を維持する事で、かなり長い時間高度2万9千,000mを維持している事には何か目的がある筈だ。少なくとも、作戦成功に完動して、感無量が暴走して呆然としたまま高高度を飛行している訳ではないだろう。
朝間ナヲミと五柱の人工知性は、流星迎撃ミサイルと言う超重量クラスの重しから開放された後も、荷電抵抗操作材塗布技術である"ドルフィンスキン"を「低翼面荷重モード」で起動させて、大きな円を描きながらラオスとタイの間を行ったり来たいしていた。
朝間ナヲミは、機体制御を人工知性の一郎に任せて、腕を組みながら警報が送られて来るのを待っていた。彼女は、いや、五柱の人工知性も、今回のイベントが、中距離弾道弾の迎撃だけで終わるとは考えていなかった。
その一方で、「連合スペースガード」やタイ空軍は、目出度いことに、これで完全に最悪を凌ぎ切ったと安堵している気配だった。
だが、朝間ナヲミは、陽気な合衆国民とは違い、人民共和国の価値観の一端を深く理解していた。誰よりも深く深く精神にそれを焼き付けられていたのだ。
尊敬すべき恩人、親友で在り愛人だった万条 菖蒲、宿敵だった張 婧禕。数多くの縁故ある者達の命を人民共和国によって奪われた経験を持つ者は、他人に提示出来る確たる根拠は持ち合わせなかったが、それでも、人民共和国が次に何をするかくらいは直感で予想出来る様になっていた。
ーーー短期予測ならば、正確無比の域に達していた。
そして、朝間ナヲミが鍛えた五柱の人工知性もまた、まったく同じ予想に到達していた。
突然に、迎撃作戦指揮系統以外のルートで通信が割り込んで来た。
『U.S.G.A. Airborne early warning and control!! Comet Busters leader!!』
朝間ナヲミが両目を開ける。組んでいた両腕を解いて、操縦ステイックをスロットルレバーを握る。
予想していたモノが来た。新しい状況が開始されたと確信する。
ーーーComet Busters leader is with you.
『Comet Busters leader!! Watch out. Bogies' re approaching to your Flight.』
ーーーApproaching from North? How many enemies are coming close?
どうやら、「連合スペースガード」の、この戦域への派遣が情報公開がされていなかった早期警戒管制機、虎の子の旧式機、ボーイング・E-3「セントリー」が、戦場から遠くに隠れて、朝間ナヲミ達を監視中であった様だ。自分達の存在の完全秘匿を諦めて、指揮機を経由せずに緊急警告を通達して来た。
ただ事でないのは明白だ。
『Estimated 3 Squadrons. J-20 are ascending in their airspace.』
敵性大戦力が自分に向けて接近中。だが、朝間ナヲミは焦らない。何故なら、これもまた、想定していた最悪のシナリオの中の一つであるからだ。事前に勝手に決めておいたとおり、適切な対処を行うつもりであった。
三大隊。一飛行団クラスの戦力。たった5機しかいない朝間ナヲミの小隊を狙って、48機以上のAVIC・J-20「威龍」が急速上昇中。
おそらく、中距離弾道弾にこちら側の索敵機能が集中している間に離陸して、低空でラオス近付き、飛行速度を上げて、現在は勢い良くズーム上昇中と言うところだろう。
つまり、朝間ナヲミの予想通り、中距離弾道弾による核攻撃はハデだったが、飽くまで陽動。
人民解放軍、いや、偉大なる党の皇帝兼大使の狙いは、ラオスやタイではない。本命は、こちら。人民の敵、つまり自分自身の方である。
朝間ナヲミは、「随分酷く怨まれたものであるな」と偉大なる党を冷やかしたくなる。
きっと、万条 菖蒲を沖縄で殺害した報復として、朝間ナヲミの操縦する機体が放り落としたバンカー・バスターが、彼等の大切な広場に大きなクレーターを作ったことを、未だに根に持っているに違いない。本当にケツの穴の小さなヤツラだ。
とりあえず、状況はどれほどに酷いのか。確認しておこう。
ーーーHow big the threat is?
『Comet Busters leader, Order to Leave current airspace, immediately.』
「連合スペースガード」は、おそらく合衆国の早期警戒衛星から接近中の三大隊を一機一機追い掛けている。マーキングして丁寧にフォローしているのだ。
と考えていたら、表層意識が強制的に書き換えられた。三大隊文分のAVIC・J-20「威龍」がどこから離陸したのか、詳細な時系列情報が届けられた。
どうやら、いろいろな基地から、二機、三機単位で、かなりバラバラに上がって来ている。中には、かなり西方の西蔵や維吾爾や喀什を離陸した機体まであるではないか。
一飛行団クラスの大戦力は、一つや二つの基地に集められて、キチンとしたブリーフィングを行ってから離陸した訳ではない。つまり、数は驚く程に多いが所詮は烏合の衆。
これも、保有する機材の稼働率の悪さを見込んでの苦肉の策だろう。
かつてのソ連は、計画的に大量戦力を整えて飽和攻撃を以て合衆国を屈服させると言うドクトリンを持っていた。その為に、簡素で整備製が高い機体を設計して、大量に生産して、圧倒的に配備する。
決戦主義。敵国が驚いている間に、初戦で大戦力の集中運用を行って大被害を与えて電撃的に勝利する。
しかし、ソ連の後継者達は、飽和攻撃ドクトリンを継承しながら、「簡素で整備製が高い機体を設計して、大量に生産して、圧倒的に配備する」と言う機材開発と言う部分を完全に失念していた。
朝間ナヲミは、
約50機のAVIC・J-20「威龍」であっても、キチンと連携出来ていないならば、それほどに深刻な脅威ではない。
との判断を下した。
さらに、これから襲い掛かってくる敵は、未だに上昇中。こちらが遙かに上を取っている。下から上にミサイルを向かわせて目標を破壊するのは難しい。しかし、逆は容易い。
今ならこちらは一方的な攻撃出来る。戦闘機に搭載可能な程にコンパクトに纏めたミサイルは、水平飛行や落下飛行でなければ有効飛行距離はかなり短くなる。あちら側が抱えているのは、長距離ミサイルであっても、もう少し上昇を終えないと朝間ナヲミの飛ぶ高度まで届かない。つまい、敵からはまだまだ射程外なので直ちに焦る必要はない。
それを見越して、朝間ナヲミの小隊は、流星迎撃後も無理して高度2万9千,000mでの飛行を維持していたのだ。
もし、流星迎撃後に高度を予定通りに下げて、タイ領空へ帰還中だったならば、逆に後方上空から一方的に狩られる所だった。
今から逃げても、現状の有利を捨てて、不利な状況を拾う事になる。だったら、ここでもう一戦やらかした方が、生還率が上がる。
ーーーRoger that. We'll incapacitate them all immediately. Over.
朝間ナヲミは、通信を一方的に終わらせた。
この状況下で、一方的な退却に徹するのは悪手だ。
しかし、命令に従えば、ここから先の交戦は許されない。命令に従えば無事では済まない。全滅はしないかも知れないが、それでも確実に損耗は生じる。
朝間ナヲミは、領空外戦闘を、先制攻撃を、自衛目的で行うつもりだった。
だが、長距離/中距離ミサイルは機体に搭載していない。唯一搭載していた流星迎撃ミサイルは、たった今最高の散り際を見せて消滅したところだ。
では、朝間ナヲミと五柱の人工知性は、遙か下方とは言え自機の位置から遠く離れた空を飛行中のAVIC・J-20「威龍」の大軍を、一体どうやって葬る気なのだろうか?




