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カシア・ヴァルドレット

おはよう………。おはようございます。ご主人様。


蒼太が目を覚ますと目の前にシャルティの顔があった。 超ドアップだ。


「おはよう。シャルティ?」蒼太は驚きながらもシャルティに言葉を返し、昨晩のことを思い出した。

           ◆

           ◇

           ◆

 宿の人には出ていったときは俺だけの一人だったため、3人になって帰ってきた時には驚かれたが、事情を話すと余計驚かれたが納得はしたようで部屋を用意してくれた。


「こんな素敵な服を買ってくださりありがとうございます。」

 シャルティは俺の目の前で申し訳なさそうだが嬉しそうな表情をして俺に向かってお辞儀をした。

か、可愛い……。服をきちんとした物に着替え、風呂に入って髪をとかし埃を落としたシャルティは埃を被っていた頃から輝いていた美貌が格段にましていた。

だめだ、ダメだ。シャルティがお礼をしてくれてるんだし何か言わないと!


「全然かまわないよ。これから俺と一緒に旅をして母親と会うんだろ?その時にみすぼらしい格好をさせてたら怒られちまうからな!」

 シャルティに見とれていて、とっさに言ったにしては良かったんじゃないかな、見てたことバレてないよな?


「ありがとうございます!ご主人様!」

 シャルティはそう言って俺の目の前で座り込み泣き出してしまった。

泣いている姿も可愛い…。


待てよ。今シャルティなんて言った?


「いま、なんて言った?シャルティ」


「ありがとうございます、ご主人様ですが…」シャルティは少しだけ泣き止んだが鼻声のまま俺の言葉に答えてくれた。


や、やっぱりご主人様か…。この部屋にいるのは俺とシャルティと白の三人だけだし白はご主人様っぽくないよな。なら俺か?


《ドウシテコウナッタですか?》

 突然メフィアが入り込んできた。


(久しぶりだなー。とは言っても1日くらいしかたってないけどな。そして、俺のココロを読むな!)

 メフィアに心を勝手に読まれて少し腹が立った。でもそういやメフィアは俺の魂の同位体なんだよな。なら心を読まれるのは仕方ないのか?それでも嫌だな‼


 こんなまわりからみたら一人芝居をしているようにしか見えない俺の姿をシャルティが少し呆気に取られたような呆けた顔をして見ているのに気がついた。


「ご主人様って、俺の事か?」

焦って話を戻したが、変に思われてるだろうなー。ハァ


「はい!ソータ様のことです。」

シャルティは花が咲いたような笑顔を浮かべていた。


「そんな顔をされたら止められないな。俺の事をご主人様って呼んでも良いよ」俺は半ば諦めの気持ちを含んでご主人様と呼ばれることを認めた。


「なあ、シャルティはなんで母親とはぐれちゃったんだ?まぁ、思い出したくないとかなら、無理に思い出す必要はないからな」俺はシャルティの話を聞いてからずっと気になっていたことをシャルティに尋ねてみた。


「………。ご主人様になら言っても良いですかね…。」

 そう言ってシャルティは過去の思い出を話始めてくれた。


「私の父は帝国騎士団の団長を務めていた人で剣術の腕が立ち、皇族からの信頼も厚く、国中の人からも尊敬を集めてたと母から聞いています。そして、母は隔絶した美貌を持ち、全ての武芸、芸術に秀でていました。二人とも私の誇りでした。………

 

父は私が3歳の時に死んでしまいました。騎士団の新兵研修を下級冒険者用の迷宮ダンジョンでしていた時に普段はいないはずの、いえ。現れてはいけないはずのSS級の魔物の黒龍王ブラックドラゴンロードと鉢合わせてしまったのです。

 新兵たちは勿論のことS級冒険者以上の力を持ってたと言われている父でさえも敵わない相手です。しかし、父は逃げ惑う新兵達を部下の騎士に纏めさせて逃がし自分だけで殿しんがりを務め上げ、無事新兵と部下が地上まで逃げ出す時間をかせぎましたが、父は結局迷宮から出てこず、生死不明となりました。

 後日、捜索隊が迷宮ダンジョンに派遣されましたがそこには黒龍王ブラックドラゴンロードはおろか父の死体さえもなく、いまだに消息不明扱いになっていると聞きます。


 そして、この事件にはある噂がありました、それは美しい母を帝国の宰相が狙い、邪魔だった父を消すために仕組んだ罠だったのではなかという物でした。

その時は知りませんでしたが宰相は母に言い寄っていたようです。

 

 父が死んだあと母は悲しみにくれていましたが私に愛情を目一杯注いで育ててくれました。


そして、私が5歳になった誕生日の翌日母も姿を消しました。私が寝ている間に母が居た跡が全て消えてしまっていたんです。私は母を探して帝都を歩き回りました。そのとちゅうで奴隷商人に捕まり現状に至ります……。」


シャルティはぽつりぽつりとゆっくりながら確かな声で俺に自身の過去を語ってくれた。こんなにも外に感情を出さなかったのはこんなにも地球の日本では考えられないことがあったからなのか……。

シャルティが一番の笑顔をしてくれるのは母親と再会した時になるのだろうか、なら俺もシャルティの心からの笑顔を見てみたいと思った。

そうして、俺は眠りについた。

          ◆

          ◇

          ◆

さて、今までシャルティの顔が近くて気恥ずかしく気付いていなかったが、俺のベッドの中になぜ白がいるんだ?昨日は違うベッドでシャルティと一緒に寝てもらったはずなんだがなぁ⁉

俺は白を起こしに掛かった。

手始めに、少しだけ離れた所から白の名前を呼んで起こしてみる。これで起きたら寝起きの良さ検定1級だ。


「おーい!シロ起きろー」


むにゃ、むにゃ

ダメだ、シロは1級ではなかったようだ。


次は2級の起こしかたに掛かる。顔を少し近づけて先程より大きな声で名前を呼んでみる。


「オーイ!シロ!オキロ!」


むにゃ むにゃ むにゃ

ダメださっきより良く眠ってやがる。


気を取り直して3級いってみよー!

耳元で大きな声で叫んでやる。


「じぃーろー!おぎぃろぉー!」

 ダメだ声が割れてしまった。


むにゃ ぐー ぐー

さらに寝入ってしまった。


俺の声は子守唄か!


次は4級を試してみるかここからは物理的な起こしかたになるからやりたくはなかったんだがこうも手強ければ仕方ないな。

頭を軽く叩きながら

「オキロー!シロ!」


ぐー むにゃ む(ry


次は5級を試して(ry


次は6級をた(ry


次は7級(ry




ハァ ハァッ

これで起きなかったら俺はシロを起こせない!創造魔法で起床魔法を創ろう。

        ・

        ・

        ・

白専用 起床魔法

龍族の持つ特別な感覚器官に働きかけ起床を促す電磁波を放出する独創魔法オリジン


なにか凄そうな魔法が出来た。名前が白専用というところが気になるが何よりもまずは使ってみるべきだろうな!


《破滅級独創魔法 龍族活性化ウェイバー


ばっ!バサバサッ


魔法を使った瞬間に白が飛び起き直立不動の状態でこっちを見ていた。


流石は破滅級の魔法だな、あれだけやっても起きなかった白が速効で起きたぞ。

今日はシャルティと白を冒険者に登録しようも思う。 身元を証明出来た方が地球でもこの世界でも楽だろうからな。




冒険者ギルドは昨日俺が行った時よりも時間帯が違うこともあってか人が多く受付にも長い行列ができていた。蒼太達も仕方なく列に並んだ。


「なんで、こんなに混んでるんだ?」


「そんなことも知らずに来たのかい?

知らないなら、教えてあげるよ!

 昨日、この王都の近くのダンジョンで大規模な崩落があったからだよ。」


 蒼太は辺りに聞こえない位の声で独り言のように呟いただけなのだが列の前に並んでいた少年には聞こえていたようだった。

 その少年は少し赤みのかかったピンクっぽい金髪に透き通るような碧をした眼を持ち整った顔立ちをしていた。


「しかもそれがまた、ただの崩落では無かったんだ。噂によるとそこには魔人がいて、最近召還された勇者達のレベルアップに役立ったらしいんだよ。

しかも!それだけではないんだ、崩落した跡地にはミスリル鉱石が沢山あったらしいんだよ。ミスリルといえば魔道具にも使われるのに発掘量の少ない価値の高い稀少金属なんだよ。


そして、そのダンジョンの入場が禁止されていたんだけど、ついさっき解除されたんだよ。今ならミスリル鉱石がまだ残っているかもしれないと思ってみんなダンジョンに行こうとしているのさ。もし残っていて見つけてしまえば一攫千金も夢ではないからね。」

 少年は自分にはまるで関係のないと言うような顔をしていた。


ほー、昨日ダンジョンで大規模な崩落があったんだなー ダレガヤッタンダローナー。


「そうなのか、それにしてはお前は全く興味が無さそうだな。」蒼太は少年の様子を見て思ったことを口にした。


「仕方ないじゃないか、ミスリル鉱石を見つけて手に入れられる金などこの僕からしたらはした金額なんだよ。」

 少年はこう言った後に、少しだけ微笑みながら静かに


ヴァルドレット皇国の皇太子である、

 この僕

  カシア・シン・ヴァルドレット にとってはね。

               と言った。

 




僕はヴァルドレット皇国 皇太子カシア・シン・ヴァルドレット。

 

 皇太子ってことは次期皇帝だよな。


 メフィア!ヴァルドレット皇国ってどんなところなんだ!   俺は皇太子という言葉に少しだけ押されながらもメフィアに一番聞いておくべきことだけは聞くことが出来た。


《はい、主様マスター

 ヴァルドレット皇国はこの大陸に現存する国家で一番古く、そして一番大きい国でもあります。

 ちなみに今主様がいらっしゃる国、バイストン王国はなんの代わり映えもしない150年前に建国された国家です。

 しかし、たまたまですが龍脈という魔力溜まりの直上に立地しているため今回の勇者たちを召喚することができたのです。


 話を戻しまして、 一番古い国家ということでヴァルドレット皇国の歴史はこの世界の歴史と絡むところが多々あります。少しだけ長くなるかも知れませんが話さしてもらいます。


ヴァルドレット皇国の建国の祖として世間一般で知られているのは 第一代皇帝シン・ヴァルドレット です。この皇帝は大陸に住まう数多の種族を纏めあげ、魔王や悪魔達が治める大陸 いわゆる魔界からの侵略者の侵略を阻み、英雄と讃えられこのヴァルドレット皇国を建国しました。しかし、25歳の若さで死に至りました。


さっき、私は魔界と言いました、しかし、現在の人々は魔界があることを知りません、それ以前に自分達のすむ大陸以外には世界にになにもないと思っています。なぜでしょうか?


理由は単純です。シン・ヴァルドレットが当時この大陸に生きる全ての生物の記憶から、魔界についての記憶だけを抜きとったからです。そのため、この大陸に住む魔人族にも他の大陸の記憶はありません。彼らはここを故郷だと思っています。それほどの大規模な記憶の改変は彼の超人的な肉体にも多大なダメージを与えて彼の寿命を何十年と縮めました。その影響か彼は25歳という若さで死に至ったのです。


 彼が人々の記憶から魔界の記憶だけを抜きとった理由は、彼自身が魔族とヒューマン族との混血ハーフだったからです。混血ハーフは、地球のハーフと同じ意味ですが、魔人族とヒューマン族との混血ハーフは産まれることが全くといっていいほど有りませんが、魔人族の屈強な肉体、膨大な魔力が、ヒューマン族特有の元素親和力に導かれ、果てしないほどの身体的強化を施します。


 シン・ヴァルドレットの生きていた当時からヒューマン族は人族至上主義の考えを持ち、魔人族を嫌悪していました。そこでシン・ヴァルドレットはヒューマン族のこの考えを魔人族との混血ハーフである自分が無くし、世界に住む人間種として魔人族とも手を取り合わせるのを目標とし、それをヴァルドレット皇国を建国することで実現しました。彼の血筋は子孫へと受け継がれています。


 その途中でシン・ヴァルドレットは自身の目標の実現に人々の記憶に悪として記録されていて邪魔な魔界という存在をこの大陸にすむ人間種の記憶から消しました。


 これが魔界が知られていない理由です。しかし、魔界と魔王という存在が消えたわけではありません。》


 メフィアは普段と違い抑揚のない静かな声で淡々と説明してくれた。


 メフィアにも感情はあるのかな…?


「それで、なんでヴァルドレット皇国の皇太子ともあろうお方がなぜこんなところにいるんだ?」


「あれ?あんまり驚かないんだね。それに、僕がこの街にいる理由かい?

そんなの城から逃げ出してきたんだよ。


            ……嘘だよ!

この国に視察できたのさ。」


 驚かないのはな…。この世界に来ていきなり驚きの連続だったからな。


「ほー!視察できたのか。視察なら王城にいるべきじゃないのか?」


「王城での用事はもう終わったのさ。そして ついでだからこの国の冒険者ギルドの依頼をひとつこなして帰ろうと思っていたのさ。

 冒険者と依頼の質はその国の国力を表すとも言うからね。

 それにしてもこの僕に敬語を使わないか………。     君おもしろいね!

 名前は何て言うんだい?それと、一緒にクエストに行こう!」


 ここで名前を言ってしまってもいいんだろうか。  まぁ、王国にバレてしまってもそんなに問題にはならなさそうだから、言ってもいいかな。

この皇太子フランクすぎないか?もうちょい気を付けた方がいいような気がするぞ。


 もしかしたら偽物かもな… 一応気を付けておくか。白とシャルティも一緒なんだからな。


「おれは、東堂蒼太だ。ランクはBランクだ。」


「トードー ソウタかい?倭州の出身かな。

 倭州の出身の者の名前は言いにくいね、ソータでいいかい?」


 なんだよ、人の名字をドードーみたいに言いやがってよ。


「まぁそれでいいよ。でもトードーじゃなくて、トウドウな。

 で、カシア・ヴァルドレット、めんどくさいな、カシアでいいか?」


「それでいいよ。僕のことをカシアって呼ぶのは、お父様以外ではいなかったけど、これで増えたね。」カシアは微笑んでいた。


「で、カシアは一応は冒険者として登録くらいはしてるんだろ?一応きくが、ランクはいくらなんだ?」

 あまりにも低いと一緒にクエストにいけないからな、聞いておかないといけないよな。


「僕かい?僕のランクはAランクだよ!

まぁ、ソロって言うわけではないんだけどね。皇太子という立場上一人でクエストには行けないからね。」カシアは少しだけ悔しそうだった。ていうか、カシアってAランク冒険者なのか、俺より上なんだな。


「なら、俺が行けるクエストは全て行けるんだよな。なにに行こうか?

 今ここにあるA.Bランクの適正クエストは、3つしかないんだよな…。」そう言って、俺達とカシアはクエストボードの方へと足を向けた。


・ジャイアント フライの群れの討伐 

適正ランク;Cランク

目的地;スラジ洞穴

報酬;ジャイアント フライ1体につき15,000ゴルド

備考;



・タイラントワームの群れの討伐と交易路の周辺の安全確保 

適正ランク;A

目的地;サラハ砂漠

報酬;タイラントワーム1体につき40,000ゴルド

備考;隊商の保護は追加報酬有り



・ゴブリンの集落の壊滅 

適正ランク;B

目的地;タンナ森林

報酬;ゴブリン1体につき500ゴルド

備考;上位種がいる可能性が高い



《 巨大蠅ジャイアント フライは名前の通り巨大なはえです。蠅だからと言って侮ってはいけません。この蠅は毒を持ち1メル近い体長を持つにも関わらず、高速で空を飛び回ります。そのため、単体でもCランクに分類されています。

 

 巨頭蚯蚓タイラントワームは、砂漠などのの乾燥し、高温な気候の土や、砂に潜伏し、エサが通りかかったら、地中から一気に飛び出し捕食します。この習性を持つため時々、砂漠を通行する隊商を襲い冒険者ギルドに討伐依頼として舞い込みます。土にほとんどの期間潜伏しているため皮膚が固く生半可な攻撃ではダメージを与えることができません。そして、巨体を生かした攻撃を繰り出してきます、このため単体でもBランクに分類されています。


 ゴブリンは単体ではEランクに分類されますが、大体の場合群れをつくっています。その群れに所属するゴブリンの数は一定では有りませんが、今までに20,000を越える数のゴブリンの集団が確認され厄災と認定されました。


 厄災とは、ヒューマン族やエルフ族などの人間種の生活文化を破壊しえる可能性を持つ魔物やその集団のことです。


 このことを踏まえ、今あるクエストの中で1番主様と、カシア様に合っているクエストははタイラントワームだと思われます。》


 メフィアがこういってるんだから、そうなんだろうけどなぁ…。

 俺ミミズとか嫌いなんだよな。


「カシア どのクエストが良いと思う?」一緒にいくのはカシアだからな、カシアの良いと思うクエストに行くのが1番いいんじゃないかな。


「そうだなぁ。僕が良いと思うクエストはねぇ。タイラントワームかな?

 タイラントワームはBランクでもきちんと準備をして、慎重に戦えば手傷を負わずに倒せるといわれているからね。」


 そ、そうか…。ミミズかぁ


忘れてた!シャルティと白の冒険者登録に来たんだった。


「すまん! カシア!

この2人の冒険者登録に来たんだった。少しだけ待っててくれるか?」


「いいよ!ここで待っとくね。」


  俺たちは人が少なくなっていた受付へ向かいシャルティと白の冒険者登録を終わらした。2人ともステータスの欄を書かずに申請したためFランクからのスタートになった。


 2人の冒険者登録が終わりカシアと合流し、俺たちは臨時パーティー申請をし、承認されたため、臨時パーティーを組むことになった。そして タイラントワームの群れの討伐 をしにサラハ砂漠へと出発した。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 一方そのころ王城のとある一室で ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 


「姫様はどこへいかれた‼」


 豪華な部屋一杯に男の荒れた声が響いた。


「あのお方は御自身のヴァルドレット皇国の皇太子という立場をわかっていらっしゃるのか!?」


「お前たち、今すぐ探しにいけ!多分冒険者ギルドにおられるはずだ!姫様は冒険者がお好きたがらな。見つからねば、最強と称されるヴァルドレット皇国近衛騎士団の名折れだぞ!」


「「「「「ハッ!!」」」」」

今回は普段より長かったですね。

これくらいの方がいいんでしょうか?


 カシアが皇太子なのにフランクすぎましたね、難しいですw

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