表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/19

プロローグ

 甲高いアラームの音が鳴り止んだ。

 壁面についた小さな赤色の点滅も消え、室内は真っ暗になった。

 どこからか聞こえてくるのはジーという、一定のまま、いつまでも続く電子音。

 その波長は変えることのできない結末を思わせて耳障りだけれど、あたしにとっては、切れることのない、運命の赤い糸のようにも思えるんだ。


 だって、こうしてキミにまたイジワルができるんだから、ね?


 そしてあたしは期待と不安を交互に膨らませながら、ココロの中でカウントを開始する。

 3……

 2……

 1……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ