表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/38

3

短いですが、キリが良いので

「いい加減になさいませ」


頬に手を当てて母を見上げたリシュ


「…お母様?」

掠れた声で呟く


母様は娘を見下すように見つめる


「えぇ リシュアム カリムの母ですがそんなこともわからないのですか?」


よくわからない様子のリシュに畳み掛けるように話し出した母様は怒りのオーラを撒き散らす


「いつまで 不幸そうに1人の世界に浸ってるつもりですか!お医者さまは病では無いとおっしゃていますよ

身体が辛いのは食べない貴女の驕りです。

父様 もアル様も 兄弟達も 家中の者が貴女の為に色々してくれているのに礼も示さず それだけで飽き足らず 無駄にさえしているのですよ

貴女が無駄にしているのは領民たちの血肉ですよ


よく聞きなさい‼︎

貴女は

カリム公爵 第一子女 リシュアムです



そうでしょう?

なのに…


誰の記憶に怯え今をないがしろにしているのです?」


リシュアムは母様をただ見つめかえしていた


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ