22,「無形人間」無形バージョン
犯人は「形の無い人間」である。
「形が無い」とは個人としての個性が全く無いことであり、のっぺらぼうのような人間である。
何者か?__個性を漂白された人間である。精神的にも肉体的にも。
大戦中の軍の実験はやはり精神操作の研究であったと思われる。
__その結果何が生み出されたか? モンスター?
精神作用===テレパシー。⇒どんな能力?
恐ろしい人体実験→人間性の破壊。人間性の破壊された人間。人間性を破壊するモンスター→×ありきたり。
人間性を吸収してしまうスポンジのような人間。→○
60年以上地下で生きていた→×リアリティー無し。
新しく作られたモンスター。⇒誰? 引きこもりの妹? サイコの母親?
謎の入院患者。⇒これまでの謎と関連が薄い。?????
謎の入院患者=妹。妹=謎の入院患者=スポンジ人間。⇒家族は気づかない?⇒気づかない。父親だけ。⇒事情を知っている。⇒モンスターを作ったマッド博士。⇒洗脳された?誰に?⇒生き残りの老人?→×
地下の「無形人間」。無個性、非人間性。⇒人間ではない「物」になっている。
どんな「物」?⇒⇒⇒⇒⇒ミイラ?→×
どんな「物」?⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒マシン。←逆転。人間性を持ったマシン。コンピュータ?当時は?
マシン=当時の実験記録。書類ではない別の形。五感のレコード。脳波………立体的……3D脳波。
人間の脳内活動の外部への記録。さらにその「記録」の別の脳へのリバース。
脳から脳へのデータの転送=テレパシー。
転送データが残っていた?⇒コンピュータのような洗練された機械ではなく、「アナログ」の物体。
地下室の存在を知っている人物。老人⇒理事長。院長に目星をつけ、意図的に「機械」に触れさせる。「データ」を脳内に埋め込まれ、院長はマッドサイエンティストに。/理事長の目的⇒特になし。単なる昔の実験の完成。老い先短い年寄りの意地悪な好奇心。
で?
現在の「無形人間」の正体は?
⇒大容量コンピュータチップ(←現代の最新科学。コントロール装置)を埋め込まれた「誰か」。←実験体。正体は……どうでもいい。妹と入れ替わるのだから似た体型。女?男?どっちでもない?←出所はやっぱり危ない医療機関。家族から「処理」してほしい問題のある患者。
現在進行形の実験の目的⇒テレパシーで操る人間のロボット化。その目的……軍事?政治?→利用者のお好きなように。技術の完成が実験の目的。
「スポンジ人間」は?
「対象」に触れるとその「脳内データ」にアクセスして吸い取る。(⇒指先に神経が露出、視神経に触って脳へさかのぼる)
「脳内データ」を吸い取られた者は無個性=「誰でもない」になって、自分という存在にジレンマ。
廃車ならぬ廃人。丸めてスクラップ。(⇒いずれ再生利用するつもり?狂った精神的論理。)=筋肉抵抗がすっかり無くなっているから簡単?むしろ協力的?
吸収した「脳内データ」を現在はコンピュータにデジタル保存。→実験体は再び「無形人間」に。
「無形人間」はやはり女。若い女性の入院患者を襲ったのは実験の成功しやすい似たタイプを狙った。
第一の被害者は妹。第二の事件の数ヶ月前に実験。幸い?未完成でアクセスが未熟。完全に個性を吸われ尽くすことはなかったが、廃人同様。実験体に少し妹の個性が残ってしまっている。
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「完結編」決着の付け方は?
刑事→地下で院長と対決。「素晴らしい」実験の内容を聞かされる。パラノイアめ。
院長は言葉巧みに刑事に「機械」に触れさせようとするが、一方で「無形人間」が刑事に「アクセス」しようと迫る。
「無形人間」が「機械」にアクセスしてしまう。→マッドサイエンティスト第2号に。→刑事に申し出。犯人は自分で、逮捕してかまわないが、その前に院長と理事長にアクセスさせてほしい。←逃げないという保証は?←「必要ない。逮捕されるとき、わたしはわたしではなくなっている。逮捕されるわたしは、院長か、理事長か、それとも、その融合体だろう」←「無形人間」自身はどうなる?←「わたしは元々「無」であるから、「無」に帰るだけのことだ」←刑事了承。
「無形人間」は院長にアクセス。院長は「誰でもなく」なって、生命機関がストップ、息を引き取る。
「無形人間」は理事長の元に向かい、
→後日出頭。少女の姿をした老人。
⇒END
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▽追伸:
完結編を更新したらログインパスを変更し、もう君以外作品に触れられないようにしたまえ。
また別の「新・無形人間」が開設される危険もなくはないが、おそらく、これ以上完結編を書こうという作者は現れないと思います。
では、頑張ってください。