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「うぅ~」
「薬物中毒ですね」
「私は薬物中毒者じゃないよぉ」
「いつも未知の薬品を開発するたびに自分に投与して変になるあなたはどう考えても薬物中毒者です」
「別に薬物で快感を感じてるわけじゃ・・・あへぇ」
「恍惚として気の抜けた顔。快感を感じている証拠です。薬物中毒治療プログラムを実行しますか?」
「しばらくすれば治るよぉ・・・うえへ」
「気持ち悪いです」
「うっ」
「胸を押さえていますがどうかしましたか?」
「レディに気持ち悪いはないよぉ」
「レディですか?」
「え」
「マッドサイエンティストの間違いでしょう」
「ひどいよぉ。私は女だよぉ」
「いつもと感情の変化が違います。また何らかの快感を感じているのが確認されました。これは俗に言うドMというもでしょうか?」
「違うよぉ。薬品のせいだよぉ」
「そのエロいと言われる表情や声はどうにかならないのですか」
「うへへぇ」
「言葉による意思疎通は困難と判断。原因である薬品の成分を分解します」
「痛いっ!」
「気分はどうですか」
「・・・あれ?私何してたの?」
「私のデータに保存されたものを映像化して確認しますか?」
「・・・・うん」
『うぅ~』
『薬物中毒ですね』
『私は薬物中毒者じゃないよぉ』
「・・・・」
「・・・・」
『・・・あへぇ』
「ちょっと何今の!」
「あなたが快感を感じているときの声です」
「恥ずかしいよぉ。痴女だよぉ」
「これは黒歴史というものでしょうか」
「忘れてよぉ!」
「・・・物理的に記憶を消去しようと言うのはかなり昔によくあったそうですが私には通じませんよ。こう見えて硬いです」
「痛ぁ!?」
「警告したにも関わらず私を殴るからです。いつもは人間の皮膚と何ら変わりありませんが危険を察知すると硬化させることができます」
「・・・・知れば知るほど君が謎に包まれるよ。ねえ、本当に君はどこから来たの?」
「その問いに答えることはできません」
「・・・・・私が答えを探さないといけないってこと?」
「そうなりますね」
「・・・これだけは教えて。君は・・・どんなフィナーレを望んでるの?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ねぇ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「どうして答えてくれないの・・・?」
「・・・・・知りたいですか?」
「どうしたの、いつになく真剣な声で・・・・・・うん、知りたい」
「・・・・・分かりました。私の望むフィナーレは・・・」
「・・・」
「あ な た が 永 遠 に 無 間 地 獄 で 苦 し み 続 け る こ と で す よ」
せいぜい足掻いて舞台を盛り上げてくださいね。




