朝の匂い、彼の匂い
彼は朝の匂いがした
朝早く起きてご飯を作ってくれる
できたよ、って起こしに来て
優しく頬に口付けをくれる
寝惚けたままの私を笑って
そっと手を引いてくれる
汚れた口元を付いてるよ、って
少し強引に拭ってくれる
そんな変わらない朝が
ずっと続けば良かったのに
私が代わりになれたなら
こんな思いもしなかったのに
彼の存在がないだけで
朝は泣きたくなる程無臭だった
彼は朝の匂いがした
違ったね
彼が傍にいてくれたから
朝が彼の匂いだった
彼は朝の匂いがした
朝早く起きてご飯を作ってくれる
できたよ、って起こしに来て
優しく頬に口付けをくれる
寝惚けたままの私を笑って
そっと手を引いてくれる
汚れた口元を付いてるよ、って
少し強引に拭ってくれる
そんな変わらない朝が
ずっと続けば良かったのに
私が代わりになれたなら
こんな思いもしなかったのに
彼の存在がないだけで
朝は泣きたくなる程無臭だった
彼は朝の匂いがした
違ったね
彼が傍にいてくれたから
朝が彼の匂いだった
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