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ファンタジーの陛下・殿下・閣下・猊下・台下

作者: はまなか

ここでは、異世界ファンタジーに出てくる、皇帝や将軍など高位の人物への敬称について、簡単に説明します。執筆の参考になれば幸いです。

■陛下……皇帝・国王に対する敬称。読みは「へいか」。基本的に最高為政者とその配偶者に対してしか使われない。本来は陛(きざはし……宮中内の玉座のある階段状の台)の下にいる侍従宛に取次を依頼する言葉。


■殿下……太子・皇子(皇女)・王子(王女)・公爵(王族出身の)とその配偶者に対する敬称。読みは「でんか」。彼らは彼ら自身の宮殿(例:東宮)を与えられており、本来はその庭先で仕える家臣宛に取次を依頼したことが由来。


■閣下……大臣・将軍・大使など、一部署を統括する高位管理者への敬称。読みは「かっか」。配偶者に対しては使用されない。本来は高所(閣)にある執務室の下で仕える秘書官に取次を依頼したことが由来。公爵以下の貴族に対して使用する場合も。


■猊下……教皇や管長など、一宗教の最高聖職者への敬称。読みは「げいか」。配偶者に対しては使用されない。聖職者の説法の声を獅子(猊)の咆哮になぞらえ、彼に仕える侍者に取次を依頼したことが由来。尊敬の念が高い時は「聖下」(せいか)と呼ばれる場合も。


■台下……大司教や枢機卿など、一宗教の幹部聖職者への敬称。読みは「だいか」。配偶者に対しては使用されない。説教台の下に仕える侍者に取次を依頼したことが由来。

いかがでしたか? 参考になりましたでしょうか。 皆さまがよりよい作品を作られることを願ってやみません。

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