【揺花草子。】<その1168:根幹に迫る。>
【揺花草子。】<その1168:根幹に迫る。>
Bさん「そんなわけでぼくは大学で錬金術を修めたいんです、と言う話の続きだよ。」
Aさん「はぁ・・・。
と言うかなんでまた錬金術なんか修めたいわけ?
鉄から金を錬成して大もうけしたいの?」
Bさん「阿部さんは浅ましいなぁ。
そんな低い志で錬金術を語って欲しくない。」
Aさん「なに言ってくれてんの!?」
Cさん「錬金術と言えば『賢者の石』や『エリクサー』てキーワードが思い浮かぶわね。」
Aさん「あぁ・・・そうですねぇ。
卑金属から貴金属に変えるのが『賢者の石』で、
不老不死をもたらすと言われる霊薬が『エリクサー』ですよね。」
Cさん「違うわよ。
パーティー全員のHPを80前後回復させるのが『賢者の石』で
使用者のHP・MPを満回復させるのが『エリクサー』よ。」
Aさん「スクエニさん的な定義でね!!? それ錬金術関係ないでしょ!!」
Bさん「その他にも、錬金術を語る上で外せない重要な概念として
『ホムンクルス』があります。」
Aさん「あぁ・・・錬金術によって生まれた人工生命体ね・・・。」
Bさん「ぼくが研究したいのはまさにこれなんだよね。
なのでぼくは錬金術学部ホムンクルス学科に入ろうと思う。」
Aさん「はぁ・・・そ・そうですか・・・。」
Bさん「──そしてこれは、ぼくのルーツを探ることでもある。」
Aさん「ルーツ? どう言うこと?」
Bさん「阿部さん、おかしいと思わない?
年齢の割にちびっ子で、そのくせやけに古いことや
妙にマニアックなことに詳しかったり。」
Aさん「・・・きみのこと?」
Bさん「そう。
そしてなにより、ぼくと阿部さんはもう出逢って4年目なのに、
ぼくはあの頃から全然変わってない。
成長期の女の子には似つかわしくないほどにね。」
Aさん「(い・いやそれはゴニョゴニョ的なアレの事情なのでは・・・)」
Bさん「秘密を明かすよ、阿部さん。
ぼくは今からずーっと昔に、さる高名な錬金術師の秘術によって
誕生したホムンクルスだったんだよ。」
Aさん「えっ・・・いや・・・そうなの・・・?」
Bさん「こんにちは阿部さん、ぼくホムンクルスだほむ。」
Aさん「なにそのとってつけたような語尾!!???」
でもほむほむ派ではない。
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