表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年3月
85/365

【揺花草子。】<その1154:考え方を育てる。>

 【揺花草子。】<その1154:考え方を育てる。>


 Bさん「新しいマンガ考えた。」

 Aさん「おっ・・・それ久しぶりだね?

     昔は『疾風<かぜ>のセパタクロー』とか『エマ、レイ&パー子』なんて言う

     酷くアレなアイディアを出して来てたけどね?」

     http://28if.studiohs.com/brief/2012/10/01.html

     http://28if.studiohs.com/brief/2013/02/15.html

 Bさん「存在が既に酷くアレな人に酷くアレだとか言われるとちょっと凹む。」

 Aさん「凹むなよ!! そこは反論して来てくれよ!! ぼくが悪者みたいだろ!!!」

 Cさん「存在が酷くアレだと言う部分に関しては否定しないのね。」

 Aさん「否定したところで聞いてくれないのは分かってますからね・・・。」

 Bさん「とにかく新しいマンガですよ。

     今度は阿部さん大好きゆるふわ魔法少女ものです。」

 Aさん「あっ・・・そ・そうなの?」

 Bさん「このアイディアを引っ提げて

     芳文社さんか一迅社さんあたりに持ち込もうと思ってるよ。」

 Aさん「具体的な名前出すのやめて!!!」

 Bさん「とにかく魔法少女もの。

     ただ、競合が山ほどあるジャンルじゃないですか。」

 Aさん「まぁ・・・確かにそうだよね。

     ずっと昔からそれこそ星の数ほどの作品があるよね。」

 Cさん「それだけ阿部さんの嫁もいっぱいいるってことよね。」

 Aさん「なに言ってくれてるんですか!!?」

 Bさん「とは言え一口に魔法少女ものと言っても、それぞれ独自要素を

     入れて来たりするじゃないですか。

     変身アイテムひとつとっても魔法の杖だったり

     ペンダントだったりコンパクトだったり。」

 Aさん「まぁ、そうですねぇ。」

 Cさん「同じように武器もいろいろよね。

     最後まで出し惜しみした弓だったりその筋の方々から盗んできた銃火器だったり

     スカートの裾から出て来るマスケット銃だったり剣だったり槍だったり。」

 Aさん「あれおかしいなそれ1つの作品だけの話じゃないですか!?」

 Bさん「そんな風にね、小物設定は作品世界観を決定づける非常に重要な要素なわけです。」

 Aさん「うん、それはまぁ、そうだろうねぇ。」

 Bさん「そこでぼくが考えた作品では、魔法少女たちは数字を武器に戦うの。」

 Aさん「数字・・・ですか?」

 Bさん「そう。

     少女たちはね、数字によって均衡が保たれているこの世界を崩壊させようとする

     悪の組織『アンチ・ディメンション』と戦うの。

     その総統であるネイ=エウクレイデスと言うラスボスがいてね。」

 Aさん「なにその設定・・・。」

 Bさん「で、少女たちはこの世界の均衡を守る『ピタゴラスの子供たち』と言う

     組織に属している。」

 Aさん「はぁ・・・。」

 Bさん「まぁそんなわけで第3第4の勢力が絡んできたり裏切りや策謀が渦巻いたり、

     そしてついには世界の在り方に少女たちが疑問を持ってしまったりとか、

     そう言う感じ。」

 Aさん「いやー・・・既視感すごいわぁ・・・。」

 Bさん「そして肝心の作品名はね。」

 Aさん「え、うん。」


 Bさん「『ピタゴラスウィッチ。』」

 Aさん「はいアウトおおおお!!!!!」


 ユーフラテスさんに監修をお願いしたい。


----------

「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/03/26.html


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ