【揺花草子。】<その1137:うふっふー。>
【揺花草子。】<その1137:うふっふー。>
Bさん「阿部さん阿部さん。」
Aさん「なに? ブリジット。」
Bさん「探しものはなんですか?」
Aさん「探しもの・・・ですか・・・?」
Cさん「見つけにくいものですか?」
Aさん「ちょっ!!
少しギリギリになって来た!!!!
て言うか探しものですか・・・?」
Bさん「自分の進むべき道とか以外で。」
Aさん「イヤッ!! そんな人生の迷い子みたいな言われ方!!」
Cさん「あと生涯の伴侶とかもダメね。」
Aさん「それは探しても良くないですか!!?
いやー・・・うーん・・・。
特にないですけど・・・。」
Bさん「そうなの? 仕事とか探さないの?」
Aさん「だから別にニートではないからね!?
労働力を社会に提供するプロレタリアートだからね!?」
Bさん「まあそれはいいんです。
実はぼく、ずっと前から探しものをしてるんだよね。」
Aさん「え、そうなの? 見つからないんだ?」
Cさん「見つからないのよねこれが。
グーグル先生肝心なところで頼りにならないの。」
Aさん「そう言う探し方!?
もう少し自分の足を使うとかそう言う頑張りはないんだ!?」
Bさん「でもさ、まあいいかなって思い始めてて。」
Aさん「え、なんで? 見つからなくてもいいの?」
Bさん「良くはないよ。でもさ。」
Cさん「探すのをやめたとき見つかることも良くある話だって言うじゃない。」
Aさん「えぇ・・・まぁ・・・言いますね・・・。」
Bさん「だからもう、探すのをやめようと思う。
そうすればさ、ひょっこり現れるかも知れないしねっ。」
Aさん「そ、そうなんだ。
うん、そうだね。見つかるといいよね。
あ、ちなみに、ブリジットが探していたものってなんなの?」
Bさん「ツチノコとネッシーとビッグフットとスカイフィッシュ。」
Aさん「それは見つかるかなぁ!!?」
見つかるといいですね。
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