【揺花草子。】<その1122:デレたりなどせぬ。>
【揺花草子。】<その1122:デレたりなどせぬ。>
Bさん「はいどうも。
チョコで酔っぱらう醜態を晒したブリジットさんですよ。」
Aさん「自虐的!!!! そんなこと言うキャラじゃないだろきみ!!」
Cさん「でももうすっかり回復したみたいね。」
Aさん「そりゃさっきまた休憩入れましたからね。」
Bさん「ぼくが翼を授けてもらってる横で残ってたシャルロットみんなで食べてたね・・・。
ぼくのぶん残しといてくれなかったんだね?」
Cさん「シャルロットにも結構お酒入れたでしょ? どんなループよ。
今日はもうダーメ。」
Bさん「うぅ・・・////
と・とにかく、です。
今回ちょっとはっきり判ったことがあります。」
Aさん「ん? なに?」
Bさん「阿部さんはちょっと緊張感とか危機感が足りない。」
Aさん「えっ!! な・なにそれ!? どう言うコト!?」
Bさん「あのねぇ、阿部さんにとってはもしかしたら当たり前かも知れないけど、
ぼくみたいな年頃の女子からチョコをもらえるなんて
正味な話相当なレベルの勝ち組だよ?
同年代の友達とかならまだしも。」
Aさん「お・・・おう・・・////
ま、まぁ、それは、確かに・・・そうかも知れないねぇ・・・。」
Bさん「昨日の話でも話題に出たけど、阿部さんはどうも感謝が足りないって言うか、
貰って当然みたいなところがあるのがちょっとカンに障るんです。」
Aさん「いや・・・別に貰って当然なんて風には思ってないけど・・・!
ちゃんと嬉しかったよ?
なにせ下手したらチロルチョコかと思ってたぐらいだから・・・」
Cさん「だからそれは私たちを軽んじすぎ。」
Aさん「じゃあどうすればいいんですかもう!」
Cさん「バカねえ、阿部さんは。
フラグ建設能力の乏しさは致命的ね。」
Aさん「はい!? なに言ってるんですか!?」
Cさん「ここは『すごく美味しかったよ、来年も楽しみにしてるね。』が正解よ。」
Bさん「(っっっ////)」
Aさん「お・あ・はぁ・・・////」
Cさん「ほら、阿部さん。早く。」
Aさん「あ・・・は・はい・・・。
ブ・ブリジット、
──すごく美味しかったよ。来年も楽しみにしてるからね。」
Bさん「その前に来月でしょ。」
Aさん「!!!!!」
不正解でした。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/02/22.html




