【揺花草子。】<その1073:早すぎたんだ。>
【揺花草子。】<その1073:早すぎたんだ。>
Bさん「ちくしょう・・・・・・!!!
ちくしょおおおーーーっ!!!!」
Aさん「ちょっ!!? どうしたのブリジット!!?
超ベジータにコテンパンにやられて『完全体になりさえすれば・・・』と歯噛みする
セル第2形態みたいな叫びだけど!!?」
Cさん「阿部さんのその特定力がきもちわるーい。」
Aさん「うるさいですよ!!!////
いやでもブリジット、ホント何があったの?
そんな言葉遣い普段しないのに、ちょっとオドロキだよ?
なにをそんなに悔しそうにしてるの?」
Bさん「・・・阿部さん初夢見た?」
Aさん「初夢?
あー・・・。
・・・う・うーん、見たような見てないような・・・。
良く覚えてないなぁ。」
Cさん「その態度は『ちょっと口に出せないような初夢を見た』と言うことで良いのかしら?」
Aさん「違いますよ!!? 良く覚えてないって言ってるでしょ!!?////」
Cさん「怪しいわね。
もしかして抑圧された衝動を新年早々夢の中で発散しちゃった的なアレかしら?
端的に言えばエロい初夢を見たのかしら?」
Aさん「違いますって!!!!! やめて下さいよホント!!」
Cさん「ちなみに私は新年早々エロい初夢を見たわ。」
Aさん「えっ!!!!!//// ホ・ホントですか!!」
Cさん「新年早々エロいことをして阿部さんが捕まった初夢を見たわ。」
Aさん「省略の仕方に悪意があった!!!!!
と言うかそれ以前になんでぼくが逮捕される初夢なんて見てるんですか!!
そんなの正夢になられちゃ困りますよ!!」
Cさん「私の初夢は良く正夢になるって評判なのよ。
去年は阿部さんが逮捕されない夢を見たし。」
Aさん「そりゃ逮捕されませんよ!! なに言ってるんですか!?
そ、そんなことよりブリジットの初夢だよね?
ブリジットはどんな夢を見たの?」
Bさん「阿部さんが逮捕されない夢。」
Aさん「きみもかよ!! 1年越しでカトリーヌさんと同じ夢を見たのかよ!!
って言うかカトリーヌさんがぼくが逮捕される夢を見て
ブリジットが逮捕されない夢を見るって完全に状況が相反してるじゃん!
どっちかの初夢は正夢にならないじゃん!!」
Bさん「逮捕はされなかったけど在宅起訴はされてたよ。」
Aさん「結局法の裁きに委ねられてる!!!」
Cさん「ああ、じゃあそれはきっと私の初夢の続きだわ。
逮捕・拘留されたけど証拠不十分で釈放されたのよね。
でもその後の検察の頑張りによってついに公訴にこぎ着けた。」
Aさん「なんで親子間で夢が前後編構成になってるんですか!! どう言う仕組みですか!!
・・・じゃあブリジットは、そう言う初夢を見たのが悔しいってこと?
ぼくが告訴され断罪され社会的に抹殺されるその夢が・・・。」
Bさん「それ自体は胸のすく思いでした。」
Aさん「胸がすくのかよ!!!!! なんで素晴らしい視聴後のカタルシスを得てるんだよ!!」
Bさん「あのね、阿部さん。初夢の定義って知ってる?」
Aさん「定義って・・・年が明けて最初に見る夢だろ・・・?」
Bさん「もう少し厳密に。」
Aさん「えーっと・・・。
1月1日の夜から2日の朝にかけて見た夢、ですよね・・・。」
Bさん「Exactly.(そのとおりでございます)」
Aさん「(なぜにダービー弟・・・)」
Cさん「もうすぐエジプト編スタートよね。楽しみね。」
Aさん「黙ってて下さい・・・。」
Cさん「扱い酷〜い!」
Bさん「大晦日の夜のことなんだけどさ。
20時からニコ生で『花物語』観てね。
で、22時から『憑物語』観てたんです。
年越しそば食べながら。」
Aさん「お・大晦日?
う、うん、そうなんだ。
ぼくもそうだったけど・・・。」
Bさん「『憑物語』ラスト良かったよね。
ガハラさんがちょっとすっごく可愛くて。
『ほわあああ〜〜〜////』ってなった。」
Aさん「まぁ・・・分かる。」
Bさん「でさ、『憑物語』終わって間もなく新年を迎えたわけじゃん?
物語の余韻でほかほかしながら眠りについたわけですよ。」
Aさん「はぁ。」
Bさん「その夜の夢に
『ヤマノススメ』と『秘密結社鷹の爪』と
『アンダルシアの夏』が出て来た。」
Aさん「タイミングの悪い一富士二鷹三茄子!!!!!」
プレ初夢。
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