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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年12月
350/365

【揺花草子。】<その1419:趣旨が違う。>

 【揺花草子。】<その1419:趣旨が違う。>


 Bさん「来年の話をすると鬼が笑うって言うじゃないですか。」

 Aさん「ああ、言いますねぇ。」

 Bさん「でもさ、もう時節は12月も半ばですよ。

     今のタイミングで来年の話をすることには充分な必然性があるよね。

     それで笑われるのは正直たまったもんじゃないと思うんだ。」

 Aさん「いや・・・そんな目くじら立てられても困るんだけど・・・。

     別にぼく鬼じゃないし・・・。」

 Bさん「阿部さんは鬼畜じゃん。

     あるいは阿部さんの内側には鬼が棲んでるじゃん。」

 Aさん「酷いな!!!

     第一もし百歩譲ってぼくが鬼だったとしても来年の話をされても別に笑わないよ!」

 Bさん「え、それはウソでしょ?」

 Aさん「ウソってなにさ。」

 Bさん「じゃあぼくがもし来年の話をしても阿部さん笑わない?」

 Aさん「笑うもんか。笑わないよ。」

 Bさん「ふーん・・・。」

 Aさん「な・なにさ・・・。」


 Bさん「来年1月8日から公開開始の『傷物語』では

     阿部さん好みのおかっぱ幼女の

     キスショットたんが登場するよ。」

 Aさん「!!!!!!」


 思わずにやけ面。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/12/16.html


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