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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年12月
349/365

【揺花草子。】<その1418:ずっと言いたかった。>

 【揺花草子。】<その1418:ずっと言いたかった。>


 Bさん「東西線開業したじゃないですか。」

 Aさん「開業しましたねぇ。」

 Bさん「乗った?」

 Aさん「乗ってない。

     ブリジットは?」

 Bさん「乗ってない。」

 Aさん「まあ、そうだよね。」

 Bさん「そりゃそうだよ。

     だってこの話数収録段階ではまだ開業してないもん。」

 Aさん「だよね・・・。いわゆる時空の歪みが生じてるからね・・・。」

 Bさん「ともかく、これでぼくらの街も、南北線と東西線で、

     地下鉄路線が2線になりましたね。」

 Aさん「そうですね。」

 Bさん「だからようやく、声を大にして言える。」

 Aさん「え、なにを?」


 Bさん「ぼくらの暮らす街には現在地下鉄がたったの2線──

     南北線と東西線しか走っていない!

     なぜ2本以上ないのか!?

     それは! この都の地下を掘れば必ず

     なんらかの遺跡にぶちあたるためであり

     そのため工事は中断!路線変更!

     莫大な費用と時間がかかってしまうからなのだッ!」

 Aさん「嬉しそうだな。」


 CVは大川さんでひとつ。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/12/15.html


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