【揺花草子。】<その1404:スメル。>
【揺花草子。】<その1404:スメル。>
Bさん「今日からもう12月ですよ。」
Aさん「うーん、そうですねぇ。
早いねぇ。今年ももう1か月なんだねぇ。」
Bさん「今年も阿部さんの嫁がいっぱい増えた1年だったねぇ。」
Aさん「そう言う言い方しないで欲しい。」
Bさん「今年もあと1か月、目一杯しわして行こうと思うよ。」
Aさん「だから『しわす』はサ変動詞じゃないからね。
バーキン家では通じるかも知れないけど。」
Bさん「12月に入るともう街の装いはすっかり冬ですよね。」
Aさん「そうだねぇ。街路樹の葉っぱも落ち尽くした感があるし、
そろそろ初雪の便りも届きそうな気配だよね。」
Bさん「え、吹雪型駆逐艦3番艦のこと?」
Aさん「違う!!!
誰が引きこもりダウナー系艦娘の話をしてる!!」
Bさん「引きオタニートの阿部さんと相性良さそうだよね。」
Aさん「いや・・・まあ否定はできないけど・・・。」
Bさん「ま、とにかく冬の気配が漂って来ている。
ほのかに冬の匂いも感じます。」
Aさん「冬の匂い・・・ですか?
あんまりイメージ湧かないけど。
冬ってなんて言うか無味無臭無色って感じなんだけど。」
Bさん「そりゃ阿部さんの人生が無味で無職だからでしょ。」
Aさん「無職違い!!! 無職じゃないし!!」
Bさん「せめて今日ぐらいはきちんと冬の匂いを感じ取って欲しいよ。」
Aさん「今日ぐらいって・・・どう言うことよ。」
Bさん「だって今日は『良い匂いの日』だから。」
Aさん「ホントにそうなの?」
そうだといいな。
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