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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年11月
329/365

【揺花草子。】<その1398:企画提出。>

 【揺花草子。】<その1398:企画提出。>


 Bさん「昨日の話数で話の流れで iPad Pro の話題を出しましたけど。」

 Aさん「ああ、うん。そうだね。」

 Bさん「アップルストアに行ってさ、実機を触って来たんですよ。」

 Aさん「あ、そうなんだ。どうなの? やっぱり大きいの?」

 Bさん「大きいよ!! ぼくはほら小柄だから一層大きく感じる。

     軽く圧倒されるもん。」

 Aさん「ふーん・・・そうなんだ。」

 Bさん「iPad Pro と言えば、アップルが純正でキーボードをリリースしてるじゃないですか。」

 Aさん「ああ、そうだよね。カバー一体型のね。」

 Bさん「アップルストアにも展示してあってさ。

     それも触ってきたの。」

 Aさん「へえ、どうだった?」

 Bさん「やっぱりね、打鍵感は普通のキーボードとは違うし、ノートPCとかとも違う。

     独特なタッチ感だった。

     でも1時間も打ってれば慣れそうな感じだったけど。」

 Aさん「なるほど。」

 Bさん「でもやっぱり物理キーボードを内蔵しているカバーってことで、

     折りたたんでみると結構な厚さになっちゃうんだよね。

     携帯性が少し損なわれる感があるかもと思っちゃった。」

 Aさん「あぁー・・・うーん、そうなんだ。

     まああんまり軽快に持ち運ぶ感じのやつでもないと思うけどね。」

 Bさん「でも、ぼくが思うに、果たしてキーボードにしっかりした打鍵感は必要かな?」

 Aさん「えっ・・・? そりゃ必要じゃない?

     ちゃんと凹んだ感触が指にあって初めてキーを押した感覚を得られるんだし・・・」

 Bさん「でもオンスクリーンのキーボードは一切打鍵感ないじゃん。

     全画面触感フィードバックはなかなか実現できてないみたいだし。」

 Aさん「うーん。」

 Bさん「そう考えたら、もうそう言う打鍵感は諦めて、

     普通のカバーの裏にキーボードが刻印してあってタッチタイプで入力できるみたいな

     デバイスもあっていいんじゃないかなと思うの。」

 Aさん「え、どう言うこと? つまりカバーの裏面がキーボードになってるってこと?」

 Bさん「そうそう。打鍵感は全くないけど、一応物理キーボードってことになる。

     確かに入力に慣れはかなり必要だと思うけど、オンスクリーンのキーボードを

     タップするのと感覚的には大して変わらないとも思うんだよね。

     昨日話した紙鍵盤みたいなものだよ。

     当然純正のキーボードよりも俄然薄くできるはずだし、

     なんなら触感フィードバックでも組み込めばタイプ感も出るだろうし。」

 Aさん「なるほど・・・。」


 Bさん「まあまず iPad Pro を買えよってとこなんだけど。」

 Aさん「それはもう元も子もないなぁ。」


 商品化の折には【揺花草子。】までご連絡を。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/11/25.html


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