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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年11月
325/365

【揺花草子。】<その1394:空が黄昏に染まるだけ。>

 【揺花草子。】<その1394:空が黄昏に染まるだけ。>


 Bさん「昭和歌謡の女王と言えば美空ひばりじゃないですか。」

 Aさん「えっ・・・うん・・・。

     それは間違いないんだけど、今日は昭和歌謡の話題なの?

     なんで知ってるの?」

 Bさん「えぇ〜!? だって美空ひばりと言えば女性として初めて

     国民栄誉賞をもらった人ですよ!?」

 Aさん「い・いやそれはそうだけど、だってもうずいぶん昔に亡くなったじゃんか?」

 Bさん「そうなの。

     時が平成に移った1989年、わずか52歳と言う若さで亡くなったんだって。」

 Aさん「52歳か・・・。確かに若すぎる死だね。」

 Bさん「死を目前にリリースされた『川の流れのように』は

     歌謡界の至宝として燦然と輝いているよね。

     なんと150万枚の売上げを記録したそうです。」

 Aさん「ほほう・・・! 数万枚でチャート1位になれる昨今からは

     到底考えられない数字だね・・・!」

 Bさん「もちろん他にも、『リンゴ追分』とか『真っ赤な太陽』とか『みだれ髪』とか、

     大ヒットナンバーが数多くあります。

     女王の名に相応しい活躍ですよ。」

 Aさん「ふむふむ。」

 Bさん「そんな偉大な歌手であった美空ひばり。

     後世へ残した影響も絶大であったでしょう。

     彼女の功績は男女問わず多くのフォロワーを生んだはずです。」

 Aさん「まあ、そうだろうねぇ。」

 Bさん「つまりは『ミソラー』。」

 Aさん「ミソラー・・・?」


 Bさん「2人以上ならミソラーメン。」

 Aさん「なに言ってんのきみ?」


 お腹が空いたらしいです。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/11/21.html


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