【揺花草子。】<その1101:暁の水平線に勝利を刻む。>
【揺花草子。】<その1101:暁の水平線に勝利を刻む。>
Bさん「2月になりましたねぇ。」
Aさん「2月ですねぇ。」
Bさん「2月と言えば?」
Aさん「いやー相変わらずざっくりしすぎている。」
Bさん「もう、阿部さん去年もおんなじこと言ってたよ?
いい加減学習して欲しいよ。
2月と言えば如月じゃないですか。」
Aさん「あぁ・・・うん・・・。」
Bさん「轟沈ですよね。」
Aさん「イヤッ!!!!! それはよしておこうよ!!
トラウマえぐってくスタイルは良くない!!!!」
Bさん「昨日さ、昨今のアニメでは作画に3Dモデルを使う場面が
増えて来てるって話をしたけどさ。
今日話題に挙げる『艦これ』もまた3D作画がてんこ盛りです。」
Aさん「うんうん、そうだねぇ。
兵器の類とかほとんど3Dだもんね。」
Bさん「それどころか、戦闘シーンとかは人物作画もかなり3Dだよ。
よっぽど寄りのカットはさすがに手描きだけど。」
Aさん「確かに、そうだよね。」
Bさん「ぼくらみたいなプロの視聴者ならさ、観た瞬間『あ、これは3D』とか
『あ、このカットは手描きだ』ってすぐ分かるけどさ、あんまり詳しくない人が観たら
意外と区別つかないんじゃないか?ぐらいのレベルになって来てると思います。」
Aさん「プロの視聴者ってなんだよ。何様だよきみ。
・・・でも、まぁ確かに、3Dでここまでなじむんだ・・・と驚きではあるけどね。」
Bさん「もちろん視聴者的にも好き嫌いはあると思うけどね。
昔ながらの手描き至上主義の気持ちも分かるし、制作側としてもケレン味って
すごく大事だと思うし、でもやっぱり3D作画は時代の流れだとも思うし・・・。」
Aさん「うーん。難しい問題だよね。
もうしばらくはこの辺りの押し引きが続いて行きそうな気がするね。」
Bさん「業界全体の高コスト体質云々とか円盤が売れないのがどうとか
そう言うのも関わって来るもんね。」
Aさん「まぁ・・・確かに。」
Bさん「コンテンツ業界が轟沈したら
哀しすぎるもんね。」
Aさん「縁起でもないこと言わないでくれる!!???」
未来はどこだ。
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