表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年2月
32/365

【揺花草子。】<その1101:暁の水平線に勝利を刻む。>

 【揺花草子。】<その1101:暁の水平線に勝利を刻む。>


 Bさん「2月になりましたねぇ。」

 Aさん「2月ですねぇ。」

 Bさん「2月と言えば?」

 Aさん「いやー相変わらずざっくりしすぎている。」

 Bさん「もう、阿部さん去年もおんなじこと言ってたよ?

     いい加減学習して欲しいよ。

     2月と言えば如月じゃないですか。」

 Aさん「あぁ・・・うん・・・。」


 Bさん「轟沈ですよね。」

 Aさん「イヤッ!!!!! それはよしておこうよ!!

     トラウマえぐってくスタイルは良くない!!!!」


 Bさん「昨日さ、昨今のアニメでは作画に3Dモデルを使う場面が

     増えて来てるって話をしたけどさ。

     今日話題に挙げる『艦これ』もまた3D作画がてんこ盛りです。」

 Aさん「うんうん、そうだねぇ。

     兵器の類とかほとんど3Dだもんね。」

 Bさん「それどころか、戦闘シーンとかは人物作画もかなり3Dだよ。

     よっぽど寄りのカットはさすがに手描きだけど。」

 Aさん「確かに、そうだよね。」

 Bさん「ぼくらみたいなプロの視聴者ならさ、観た瞬間『あ、これは3D』とか

     『あ、このカットは手描きだ』ってすぐ分かるけどさ、あんまり詳しくない人が観たら

     意外と区別つかないんじゃないか?ぐらいのレベルになって来てると思います。」

 Aさん「プロの視聴者ってなんだよ。何様だよきみ。

     ・・・でも、まぁ確かに、3Dでここまでなじむんだ・・・と驚きではあるけどね。」

 Bさん「もちろん視聴者的にも好き嫌いはあると思うけどね。

     昔ながらの手描き至上主義の気持ちも分かるし、制作側としてもケレン味って

     すごく大事だと思うし、でもやっぱり3D作画は時代の流れだとも思うし・・・。」

 Aさん「うーん。難しい問題だよね。

     もうしばらくはこの辺りの押し引きが続いて行きそうな気がするね。」

 Bさん「業界全体の高コスト体質云々とか円盤が売れないのがどうとか

     そう言うのも関わって来るもんね。」

 Aさん「まぁ・・・確かに。」


 Bさん「コンテンツ業界が轟沈したら

     哀しすぎるもんね。」

 Aさん「縁起でもないこと言わないでくれる!!???」


 未来はどこだ。


----------

「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/02/01.html


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ