【揺花草子。】<その1097:粘り勝ち。>
【揺花草子。】<その1097:粘り勝ち。>
Bさん「おにいちゃん、アイス食べたいっ☆」
Aさん「はい!!??? なに言い出してんの急に!!???」
Bさん「いやあのね、ぼくって一人っ子じゃないですか。」
Aさん「う、うん、そうだねぇ。」
Bさん「まぁ阿部さんもご存知の種々さまざまな理由の故に
いとことか親戚の類もいなくて、つまりは学校の友達を別にすれば
同年代の子たちと親しく過ごした時間とかないわけですよ。」
Aさん「は・はぁ・・・。」
Bさん「子供にとって一番近い存在と言えばやっぱり兄弟じゃん?
でもぼくはお兄ちゃんもお姉ちゃんも弟も妹もいないわけで。
つまりは『きょうだいがいる人の感覚』と言うのが分からない。」
Aさん「ふむふむ。なるほど。」
Bさん「だから精一杯可愛くしてお兄ちゃんに甘えたり、
どう言う言い方をすればお兄ちゃんが優しくしてくれるかとかは
二次元以上の知識はないわけです。」
Aさん「いや・・・うん・・・偏ってるなぁ・・・。」
Bさん「だからさっきみたいなやり方で阿部さんをキュンとさせられたかどうか
ちょっと自信がないです。」
Aさん「いや・・・それで言ったら決してキュンとはしなかったなぁ・・・。
だってきみは明らかにぼくの妹じゃないしなぁ・・・。」
Bさん「えぇ〜? そうなの〜?
阿部さん大好物の『血の繋がってない妹』だよ〜?」
Aさん「だからそう言うこと言わないで!!! ハラハラして来るわ!!!」
Bさん「まぁ、じゃあ、妹は諦めるよ。」
Aさん「うん・・・そうしてくれ。」
Bさん「それはそれとしてアイスは食べたい。」
Aさん「知るか!!!!!」
と言いつつ収録後にコンビニ行くついでにアイス買って来てくれるのが阿部さんクォリティ。
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