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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年1月
26/365

【揺花草子。】<その1095:ひとつ飛びに並べると。>

 【揺花草子。】<その1095:ひとつ飛びに並べると。>


 Bさん「昨日婉曲表現の話をしたけどさ。」

 Aさん「あぁ、うん、したねぇ。

     婉曲的に直接ぼくの死を要求したよね。ビックリしちゃったよ。」

 Bさん「他にもいっぱいありますよね。

     キジを撃つとか花を摘んで来るとか。」

 Aさん「なんでそう言う方面の用例ばっか出してくるのかな?」

 Bさん「婉曲表現とはちょっと違うけど、古典の言葉には

     現代日本語と較べてずっと厳密な尊敬語や謙譲語の表現があるじゃん。」

 Aさん「まぁ・・・今の日本語にもちゃんとそこらへんは繋がってるけど

     少し曖昧になって来てるって言うカンジはあるよね・・・。」

 Bさん「『のたまふ』とか『おぼしめす』とか『きこしめす』とか。」

 Aさん「うんうん。それぞれ『言う』『思う』『聞く』の尊敬語だね。

     『きこしめす』は『飲食する』の意味もあったよね。

     現代でもお酒を飲むことを気取って、あるいは洒落で

     きこしめすって言ったりするもんね。」

 Bさん「ありをりはべりいまそかりとか。」

 Aさん「ラ行変格活用かよ。」

 Bさん「むずむずじしむ〜ましまほし〜♪」

 Aさん「うん・・・それは例の平沢さんが歌ってたやつだね・・・。」

 Bさん「あとさ、『寝る』ことを、なんかちょっと変わった言い方があったと思うんだ。」

 Aさん「寝る? お休みになる?」

 Bさん「それは現代の尊敬語じゃん。

     古典で出て来るようなさ。」

 Aさん「うーん・・・。なんだったかな。

     聞けば思い出すような気がするんだけど。」


 Bさん「『えけんしぴごつむ』だっけ?」

 Aさん「プチリョンコの歌!!?」


 おほとのごもる。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/01/26.html


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