【揺花草子。】<その1316:編集者みたいなことを言う。>
【揺花草子。】<その1316:編集者みたいなことを言う。>
Bさん「今日9月4日は『櫛の日』なんだそうですよ。」
Aさん「ああ、なるほど。
『9』と『4』で『櫛』か・・・。」
Bさん「そんなわけで今日はぼくは阿部さんからヘアピンのひとつも
プレゼントしてもらえると思ってた。」
Aさん「なにその唐突な期待感!!?
ヘアピンと櫛は別物じゃん!!?」
Bさん「別物かも知れないけど、髪飾りとしての櫛は最近は一般的じゃないでしょ?
そう考えればヘアピンが妥当な線かなと。」
Aさん「い・いやそれ以前になんでぼくがきみにプレゼントする流れなの?
って言うか前にあげたことあるだろ・・・?」
Bさん「だって小鳥遊くんだって伊波ちゃんに紙袋にいっぱいのヘアピンを
プレゼントしてたじゃん。
それ以来伊波ちゃんは毎日違うヘアピン付けてるんだよ?
もうキュンキュンしちゃうよね!」
Aさん「いやなんで北海道の某ファミレスの話になってるの?
確かに伊波ちゃんのそう言うとこすっごい可愛いけどこの際今の話に関係ないよね?」
Bさん「ま、そう言う阿部さんの残念な所は今に始まったことじゃないんで別に良いんです。
とにかく櫛の日だと言うことですよ。」
Aさん「なんか釈然としないなぁ・・・。」
Bさん「櫛と言えば、日本神話にはクシナダヒメと言う女性が登場します。知ってる?」
Aさん「あー・・・うん。なんとなくは。」
Bさん「どの場面で登場するか知ってる?」
Aさん「えーっと・・・大蛇退治じゃなかった?
確か八岐大蛇の生贄にされた女の人じゃ・・・」
Bさん「そうそう、正解。
まあ厳密には生贄にされそうになった、だけど。
ちなみに八岐大蛇を討伐した人は誰でしょうか!」
Aさん「それは分かる。スサノオノミコトだよね。
で、大蛇の尻尾から草薙の剣を手に入れたんだよね。」
Bさん「そうそう。戦闘中に道具として使うとルカナンの効果がある剣ね。」
Aさん「それは世界観違うだろ?」
Bさん「そのスサノオノミコトなんだけどさ、
日本神話の前半の方ではもういろんなところに登場するんだよね。
そもそもスサノオってご存知イザナギ・イザナミの子供で、
お姉さんがアマテラスなわけだけど。」
Aさん「うんうん。」
Bさん「母親のイザナミはさ、例のあの出来事のために黄泉国に行っちゃうわけだけど、
スサノオはお母さんに会いたいよ〜ってマザコンっぷりを発揮したり。」
Aさん「まあ・・・」
Bさん「そうかと思えば、お姉ちゃんのアマテラスの神殿に行って好き放題暴れまくって
お姉ちゃんをムチャクチャ怒らせるって言う傍若無人っぷりもあったり。」
Aさん「そうだね。それがあの岩戸隠れの原因だもんね。」
Bさん「そうかと言うと、日本で最初に和歌を詠んだ人物と言われるような、
文化人としての側面もあったりする。」
Aさん「うん。」
Bさん「そして出雲では八岐大蛇を倒した英雄だったりするわけだ。」
Aさん「そうだねぇ。大活躍だねぇ。」
Bさん「うーん・・・大活躍って言うかさ。」
Aさん「え?」
Bさん「キャラ崩壊してない?」
Aさん「そう言う言い方するな!!!!!」
もう少し整理した方が良いかもね。
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