【揺花草子。】<その1093:淀んだ街角で。>
【揺花草子。】<その1093:淀んだ街角で。>
Bさん「2000年問題への対応策を思いついた。」
Aさん「うん・・・。
もう16年ぐらい前に思いついてれば良かったね・・・。」
Bさん「ちょっと! なんでそんな言い方するわけ!?
IT業界に風穴を開ける画期的なアイデアなのに!!」
Aさん「いやそうかも知れないけど今もう2015年だからね・・・。
ぼくらは既に2000年問題を乗り越えた時代を生きてるからね・・・。」
Bさん「それでも、ですよ。
確かにぼくらの世界は既に2000年を乗り越えたけれども、
だからと言ってあの出来事を文字通り過去のものにしてしまうのは反省が足りないよ。
そしてぼくのこのアイデアは、今後来るべき新たな年問題に対しても
充分な効果があると自負している。」
Aさん「そ・そうなの?」
Bさん「技術屋さん界隈では2038年問題が危険視されているよね。
ぼくのアイデアはこれをも乗り越えます。」
Aさん「えっ、そうなんだ? それはちょっと地味にすごいね?
一体どういうアイデア?」
Bさん「199X年と呼ぶことにする。」
Aさん「世紀末救世主伝説!!???」
Xは不定。
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/01/24.html




