【揺花草子。】<その1299:いつもの。>
【揺花草子。】<その1299:いつもの。>
Bさん「そんなわけで今日からまた2人ですよ。」
Aさん「あぁ、うん、そうですね。
随分長いこと居座ってたカトリーヌさんだけど・・・」
Bさん「自由すぎるよね・・・。」
Aさん「まあ確かに3人だと3人で少し雰囲気も変わるもんね。
アリと言えばアリなんだけど。」
Bさん「そうなんだよね、それは確かに。」
Aさん「アレ珍しい? きみは2人でのスタイルにこだわりがある感じだと思ってたけど?
なるべく早くカトリーヌさんいなくなって欲しいと
常々思ってる方だと思ってたけど・・・」
Bさん「まあ、それはそうなんだけど。
でもママンがいるといるで、便利なこともあってさ。」
Aさん「そうなの?」
Bさん「3人いるとさ、だいたいトークの始まりって、ぼくの第一声から始まって、
次にそれに対して阿部さんのリアクション、
さらにママンの台詞・・・って入り方が多かったじゃない?」
Aさん「うん、言われてみるとそのスタイル多かったように思うね。」
Bさん「そして多くの場合、そのママンの台詞は
阿部さんを思いっきり蔑む内容が多い。」
Aさん「あぁ・・・そうでしたね・・・。
あの人のブチ込みっぷりってきみ以上だよね・・・。」
Bさん「でもそのポジションって、普段ママンがいないときはぼくのポジションなわけで。」
Aさん「あぁ、まぁ、確かに。
冒頭でぼくのことを貶めるのはきみの持ち芸だもんね。」
Bさん「持ち芸って・・・失敬だなぁ。
理路整然と阿部さんのダメなところを指摘してあげてるつもりなんだけど。
阿部さんにもう少しまともになって欲しいと言う強い願いの故なんですけど。」
Aさん「すごい詭弁もあったもんだな!! ぼくが悪いせいにするんだ!!?
カトリーヌさんの切れ味に勝るとも劣らないな!!!」
Bさん「・・・ホラ、やっぱりだ。」
Aさん「え?」
Bさん「ママンがいなくなっちゃうと
阿部さんを蔑む役がぼくに戻って来ちゃって
ぼくがすごい性格悪い子に見えちゃうのが辛い。」
Aさん「そう言う発言が既に性格悪いけど!!!!!」
ディレクションです。(精一杯の擁護)
----------
「Meister's Brief」から自動転送
http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/08/18.html




