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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年8月
219/365

【揺花草子。】<その1288:夏野菜スペシャル。>

 【揺花草子。】<その1288:夏野菜スペシャル。>


 Bさん「ザ・タナバッティング・ナイトじゃん?」

 Aさん「七夕な。しかも1ヶ月も前な。」

 Bさん「なに言ってんの? バカじゃないの? なんで生きてんの?」

 Aさん「おォッ!! 想像以上の・・・」

 Cさん「5年目だって言うのにまったく成長がないなんて

     阿部さんは本当にものを考えて生きているの?」

 Bさん「ちょっ!!」

 Aさん「酷い!!!!! 毎年のお約束ネタを痛烈すぎる批判で潰して来た!!!!!」

 Bさん「ま・まぁ、とりあえずこの始まりは5年連続ってことで・・・」

     http://28if.studiohs.com/brief/2011/08/11.html

     http://28if.studiohs.com/brief/2012/08/07.html

     http://28if.studiohs.com/brief/2013/08/07.html

     http://28if.studiohs.com/brief/2014/08/07.html

 Aさん「はぁ、うん、そうですねぇ。」

 Bさん「そんなわけでこの日は、年にいっぺん、ドラゴンボールでも集めなきゃ

     とても叶わないような願いを大っぴらに公言して良い日となっています。」

 Aさん「え、そう言う位置づけでしたっけ?

     ぼくが知ってる七夕はもう少し穏便だった気がするんだけど?」

 Cさん「阿部さんは今年はどんな願いを七夕に掛けるのかしら?」

 Aさん「えっ? うーん・・・そうですね・・・。」

 Bさん「いつも通り『二次元に行きたい』かな?」

 Aさん「いつも通りってなんだよ!! ぼくが常に二次元願望あるみたいな言い方しないで!!」

 Cさん「それじゃ『二次元が来い』かしら?」

 Aさん「違います!!! なんでそう言う方面でばかり願い事を絞って来るんですか!!

     と言うかそんなことを言う2人はどうなんですか?」

 Cさん「私はもう願い事決まってるわよ。」

 Aさん「そうなんです?」

 Cさん「『今夜は夏野菜の天ぷらが食べたい。』」

 Aさん「それは織姫と彦星じゃなくて隣に座ってる子に願って下さい・・・。」

 Bさん「天ぷらかぁ・・・後片付けが面倒だからあんまりやりたくないんだよね・・・。

     暑いしさぁ・・・」

 Aさん「カトリーヌさんの願いは叶わなそうな空気が出てますけど・・・

     そ・それじゃあブリジットの願いは?」


 Bさん「『ママンが今夜は煮物で妥協してくれますように。』」

 Aさん「狭い!!! 驚くべき狭さ!!!

     って言うかそれは織姫と彦星に願わずに直接交渉しなよ!!

     そんなお願いされても2人だって困るよ!!」


 間をとって炒め物になりました。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/08/07.html


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