【揺花草子。】<その1274:夏クールの中ではかなり上位。>
【揺花草子。】<その1274:夏クールの中ではかなり上位。>
Cさん「阿部さんも知っての通りブリジットは一人っ子なんだけどね。」
Aさん「はあ、ええ。」
Cさん「『母ひとり、子ひとり』ってやつです。
なんか『王子ひとり、騎士ひとり』っぽいわよね。」
Aさん「何スラーン戦記ですか。」
Cさん「私はこの子が小さかった頃から働きに出てたから、
この子には随分寂しい想いをさせたなぁってね、思ったりもするの。」
Bさん「えっ・・・な・なに、急に・・・?」
Cさん「でもこの子はそんな寂しさもおくびにも出さずにね。
悪いこともしないし、阿部さんを別とすればこれまで悪い男に
引っかかるみたいなこともなかったし。
わが娘ながらまっすぐ育ってくれたなぁって、嬉しくも思うの。」
Bさん「っっっ・・・////」
Aさん「いや良いハナシ風ですけど途中でなんかぼく貶められてますよね。
なんでぼくは別とされたんですかね・・・。」
Cさん「きっと、友達が良かったのね。」
Bさん「そ・・・それは、まあ、あるかも・・・。」
Cさん「そのお陰で素晴らしいボクっ娘になったわけだけど。」
Aさん「ああ・・・小さかった頃は周りには男の子しかいなかったんでしたっけ?」
Cさん「でもね、今になって思えば、一人っ子で良かったのかも知れないなぁとも、
思うのよね。」
Aさん「そうなんですか?」
Cさん「だってお兄ちゃんとかいたら
完全に干物妹になるキャラじゃない?」
Bさん「ぼくあんなキャラ!!???」
一人っ子だからこそそれなりにしっかりしてると言う側面も。
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