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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年7月
205/365

【揺花草子。】<その1274:夏クールの中ではかなり上位。>

 【揺花草子。】<その1274:夏クールの中ではかなり上位。>


 Cさん「阿部さんも知っての通りブリジットは一人っ子なんだけどね。」

 Aさん「はあ、ええ。」

 Cさん「『母ひとり、子ひとり』ってやつです。

     なんか『王子ひとり、騎士ひとり』っぽいわよね。」

 Aさん「何スラーン戦記ですか。」

 Cさん「私はこの子が小さかった頃から働きに出てたから、

     この子には随分寂しい想いをさせたなぁってね、思ったりもするの。」

 Bさん「えっ・・・な・なに、急に・・・?」

 Cさん「でもこの子はそんな寂しさもおくびにも出さずにね。

     悪いこともしないし、阿部さんを別とすればこれまで悪い男に

     引っかかるみたいなこともなかったし。

     わが娘ながらまっすぐ育ってくれたなぁって、嬉しくも思うの。」

 Bさん「っっっ・・・////」

 Aさん「いや良いハナシ風ですけど途中でなんかぼく貶められてますよね。

     なんでぼくは別とされたんですかね・・・。」

 Cさん「きっと、友達が良かったのね。」

 Bさん「そ・・・それは、まあ、あるかも・・・。」

 Cさん「そのお陰で素晴らしいボクっ娘になったわけだけど。」

 Aさん「ああ・・・小さかった頃は周りには男の子しかいなかったんでしたっけ?」

 Cさん「でもね、今になって思えば、一人っ子で良かったのかも知れないなぁとも、

     思うのよね。」

 Aさん「そうなんですか?」


 Cさん「だってお兄ちゃんとかいたら

     完全に干物妹になるキャラじゃない?」

 Bさん「ぼくあんなキャラ!!???」


 一人っ子だからこそそれなりにしっかりしてると言う側面も。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/07/24.html


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