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【揺花草子。】(日刊版:2015年)  作者: 篠木雪平
2015年7月
196/365

【揺花草子。】<その1265:またまたまたアニバーサる。>

 【揺花草子。】<その1265:またまたまたアニバーサる。>


 Bさん「阿部さん阿部さん、今日は7月15日ですよ。」

 Aさん「うん、そうですね。」

 Bさん「つまり今日は・・・?」

 Aさん「うん、【揺花草子。】の前身の『ゆるトークシリーズ』の記念すべき第1回目が

     公開された日だよね。」

 Bさん「その通り! さすが阿部さんちゃんと覚えてるね!」

 Aさん「そりゃもう。記念日だもの。」

 Bさん「そのくせぼくとの初デート記念日とかは忘れてるんだもんね。」

 Aさん「なに言ってんの!!???

     きみとデートなんてした覚えがないんだけど!!???

     さらっと背汗どっぷりなるようなこと言わないでくれる!!???」

 Bさん「ああそうかそうか、あれはぼくの夢の中の話か。」

 Aさん「えっ!!?////

     き・きみの夢の中ではぼくときみがデートしてるの・・・???////」

 Bさん「うん、してるよ。」

 Aさん「そ・そそ・そうなんだ・・・////」

 Bさん「顔は若い頃のトム・クルーズみたいな感じだけど。」

 Aさん「それ完全にぼくじゃないじゃん!!! 別人じゃん!!!」

 Bさん「ともあれ【揺花草子。】記念日。

     第1回が2011年7月15日だから、なんともうまる4年になります。」

 Aさん「お・おぉ・・・4年か・・・。もうそんなになるんだね・・・。

     早いもんだなぁ・・・。」

 Bさん「ねぇー。このまま行ったらあっという間に

     10年20年経っちゃうんじゃないかってイキオイだよね。

     そして冒頭の入りも

     『のうのう、阿部さんや』『なんじゃの、ブリジット』みたいに

     なるかも知れないよ。」

 Aさん「えっ・・・なにそんなお年寄りになるまで続けるのこれ・・・?」


 Bさん「まあ10年経っても20年経ってもぼくは依然として

     10代半ばの美少女であり続けることは

     想像に難くないのだけれども。」

 Aさん「そう言うメタい発言!!」


 Bさん「・・・。」

 Aさん「・・・・・・。」

 Bさん「・・・アレ? 」

 Aさん「あれ・・・」

 Bさん「・・・中の人からオッケー出ないね・・・?」

 Aさん「『まだオチてないぞ』ってことかな・・・???」

 Bさん「あのー・・・」


     ガチャッ!!

     パーーーンッッッ!!!


 Bさん「わっ!! な・なに!!?」

 Aさん「クラッカーの音!?」


 Cさん「4周年おめでとう2人とも〜!!!」

 Bさん「マ・ママン!!???」

 Aさん「カトリーヌさん!!? なんで!!???

     て言うかいつから!!???」


 Cさん「うふふ。阿部さんお久しぶり。

     【揺花草子。】4周年をお祝いするために急きょ駆け付けたわよ。」

 Aさん「お・お久しぶりですそしてどうも・・・。

     随分と急ですね・・・。

     ブリジット知ってたの?」

 Bさん「知るわけないよー! ビックリしたよー!!」

 Cさん「でしょう? 中の人とこっそり打合せしてたのよ。

     収録オッケーのタイミングをわざとスルーして、2人が困惑してるところに

     クラッカー鳴らしながらブースに踏み込むって言う段取りだったの。

     見事なサプライズだったでしょ?」

 Aさん「あ、はぁ、まぁ、そうですね・・・。」

 Cさん「どう? 嬉しい?」

 Bさん「うーん・・・。」

 Aさん「うーん・・・ねぇ・・・。」


 Bさん「嬉しいかって言われると・・・」

 Aさん「正直ちょっと・・・」

 Cさん「2人とも酷い!!!!!」


 望まれてない感。


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「Meister's Brief」から自動転送

http://www.studiohs.com/28if/brief/2015/07/15.html


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