【揺花草子。】＜その1263：それをすてるなんてとんでもない！と言うおハナシ。＞
【揺花草子。】＜その1263：それをすてるなんてとんでもない！と言うおハナシ。＞
Ｂさん「ドラクエ界隈が盛り上がっているようですね。」
Ａさん「あ、そうなの？」
Ｂさん「いろいろ新作のリリース予定が上がって来ているんだって。
まあ言っても旧タイトルのリメイクだったりもするんだけど。」
Ａさん「スマホ向けにもリリースされたりしてるもんね。
コンテンツが長く愛され続けると言うのはすごいことだねぇ。」
Ｂさん「ホントにそうだね。あやかりたいね。」
Ａさん「（畏れ多い）」
Ｂさん「とにかく、ドラクエですよ。
阿部さんもいくつかはプレイしたことあるでしょ？」
Ａさん「もちろん。ナンバリングタイトルは大体は・・・。
ブリジットもそうだよね？」
Ｂさん「途中までだけどね〜。
でさ、今日はちょっと阿部さんに勇者になってもらったつもりで
話を聞いてもらおうと思う。」
Ａさん「ゆ・勇者？ ぼくが？」
Ｂさん「ひとつ・なるべく諦めない。」
Ａさん「それ違う。その勇者はドラクエ関係ない。」
Ｂさん「ともかく、勇者阿部さんが冒険の旅に出かけています。
ある日モンスターと対峙した阿部さん。」
Ａさん「うんうん。」
Ｂさん「敵はご存知はぐれメタルです。
難敵相手に手こずる阿部さん！
しかし激戦の末阿部さんの会心の一撃が炸裂！
ようやくはぐれメタルを倒しました！」
Ａさん「おぉ！ やった！」
Ｂさん「大量の経験値とともにはぐれメタルの亡骸から現れた宝箱。
中にはご存知『しあわせのくつ』！」
Ａさん「おぉ！！ レアアイテム・・・！！！」
Ｂさん「早速ゲットしようとする阿部さん。
しかしぼっち属性の阿部さんは仲間がおらず、そのため回復も自分頼み。
MP消費を抑えるために道具袋の中には薬草がパンパンに詰まっており
空きがない！」
Ａさん「なんでぼっち！！？ まさかの一人旅！！？？？」
Ｂさん「こんなシチュエーション、阿部さんはどうする？」
Ａさん「えっ・・・そんなの、薬草を1つ捨てて『しあわせのくつ』をゲットしますよ・・・。
せっかく手に入れたレアアイテムを手放すのは惜しすぎるでしょ・・・。」
Ｂさん「ホントに？ 薬草捨てちゃうの？」
Ａさん「え？ そりゃもう・・・捨てますよ・・・。」
Ｂさん「ポイ捨ては環境破壊につながるよ？」
Ａさん「そう言う倫理持ち出すの！！？？？」
NOポイ捨て。
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