【揺花草子。】<その1247:抜群のリラクゼーション効果。>
【揺花草子。】<その1247:抜群のリラクゼーション効果。>
Bさん「タイ子さんいるじゃん。」
Aさん「タイ子さんって・・・サザエさんの?」
Bさん「そうそう。
ノリスケおじさんの奥さんにしてイクラちゃんの母。」
Aさん「うん、そうですねぇ。」
Bさん「タイ子さんって若くて綺麗で、そして人妻じゃん。
さらに言えば団地妻じゃん。」
Aさん「イヤッ!! 人妻って!!
いや・・・確かに人妻ではあるんだけど・・・!!
その言い方が作為を感じるよ!!」
Bさん「なに言ってんの。
人妻ってのはある方面では立派なブランドですよ。」
Aさん「きみこそなに言ってんの!!?」
Bさん「まあ阿部さんは『若ければ若いほどいい』って言うスタンスだから
阿部さんの『ゾーン』からは外れるとは思うんだけど。」
Aさん「ちょっ!!! ホントになに言ってくれてんのきみ!!?
そう言うのホントやめてくれる!!???」
Bさん「とにかく、みんなの憧れタイ子さんです。
なんと言うか良妻賢母を絵に描いたみたいな人だよね。」
Aさん「うん・・・まぁ絵なんだけどね・・・。」
Bさん「そう言うメタ発言は感心しないな。
ぼくはタイ子さんのパーソナリティーについて論じてるんだよ。」
Aさん「きみからそんな事言われるとは思わなかった!!!」
Bさん「旦那のノリスケさんは出版社の編集者さんじゃん。」
Aさん「そうだね。
そして伊佐坂先生の担当さんなわけだよね。」
Bさん「そうそう。
だから先生の原稿待ちで磯野さんのとこにお茶飲みに来たりするだよね。
編集者って気楽なもんだよね。」
Aさん「イヤッ!!! ノリスケさんのありようを世間一般の編集者のスタイルだと
類型化するようなものの見方はやめて!!?
実際の編集者さんはきっともっと真面目だし、そもそもノリスケさんだって
描かれてないところではたぶんちゃんと真面目だよ!?」
Bさん「うーん、そうかなぁ? そこらへんはノリスケさんに視聴者が
どんな想いを重ねるかだと思うのでぼくから言うコトはないんだけど。
でもまぁ、阿部さんの意見だと、ノリスケさんはちゃんと
頑張ってるはずだと言いたいわけだ。」
Aさん「え・えぇ、まぁ。」
Bさん「まぁ日々頑張ってる旦那様をねぎらうためにさ、
奥様が愛情を込めて肩をもんだり腰をもんだりしてあげたりするじゃん。」
Aさん「イヤそれはジェンダー論的なアレから微妙な意見だけど・・・」
Bさん「まあそこはとりあえず差し置いて、さ。
なんと言うか仲良い夫婦のステレオタイプ的な画としてって意味で。」
Aさん「ふむ・・・まぁ、確かに。」
Bさん「そう言う観点から行けば、きっとタイ子さんもノリスケさんに
マッサージをしてあげてるんじゃないかと思うんだよね。」
Aさん「まあ・・・そうかも知れないね。」
Bさん「いわゆるタイ子式マッサージってやつだよね。」
Aさん「違うよ。」
世界一気持ちいいマッサージとも言われてるそうですね。
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